河出新書<br> クローズアップ藝大

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河出新書
クローズアップ藝大

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  • サイズ 新書判/ページ数 311p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309631325
  • NDC分類 704
  • Cコード C0270

出版社内容情報

東京藝術大学に潜む「芸術家&専門家」に国谷裕子がクローズアップ! 閉塞した現代を切り拓く最後の鍵=芸術の無限の可能性に迫る。

内容説明

「国谷さん、“クローズアップ藝大”をやりませんか?」クリエイティブディレクター・箭内道彦の言葉から、すべては始まった。インタビューの相手は、「最後の秘境(?)」東京藝術大学に蠢く「芸術家&専門家」たち。芸術家の創造の源は何なのか、芸術家はいかにして芸術家になったのか、その眼差しの先に何を見て、学生たちに、社会に何を伝えようとしているのか?分断され閉塞した現代社会を今、“芸術”が切り開き、オルタナティブを提示する。今こそ社会に芸術を!国谷裕子と“藝大”で考える、“芸術”の無限の可能性。

目次

1 国谷裕子のクローズアップ藝大(大巻伸嗣・美術学部彫刻科教授―予定調和を壊す;菅英三子・音楽学部声楽科教授―人間としてどう生きるか;山村浩二・大学院映像研究科アニメーション専攻教授―この世界の真実を知りたい;前田宏智・美術学部工芸科(彫金)教授―手を動かして物を作る、それが人間の原点
江口玲・音楽学部器楽科(ピアノ)教授―世界にただ一人しかいない自分がどう表現するか
黒沢清・大学院映像研究科映画専教授―感動の瞬間を追い求め、作り続ける
熊倉純子・大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻教授―誰でも芸術と出会える社会を目指して
黒川廣子・大学美術館教授―『芸術』の伝え手
小沢剛・美術学部先端芸術表現科教授―時代の中で生きる、消費されるだけでなく
日比野克彦(美術学部先端芸術表現科教授―芸術と社会の新しいチャンネルを作る」;高木綾子・音楽学部器楽科(フルート)准教授―『この人の演奏を聴きたい』と言われたい
箭内道彦・美術学部デザイン科教授―オルタナティブを常に考える)
2 国谷裕子が東京藝術大学で「藝大」を学びながら、「教育」と「アート」と「社会」を考える(東京藝術大学の先生に共通する「開通体験」;東京藝術大学で「何」を学ぶのか?;「アート」によってつながる「社会」;SDGs(持続可能な開発目標)の実現のために
分断される社会とダイバーシティ)

著者等紹介

国谷裕子[クニヤヒロコ]
ジャーナリスト。大阪府生まれ。米国ブラウン大学卒業。NHK衛星「ワールドニュース」キャスターなどを経て、1993年から2016年までNHK総合「クローズアップ現代」のキャスターを務める。02年に菊池寛賞、11年に日本記者クラブ賞、16年にギャラクシー賞(特別賞)、放送人グランプリを受賞。現在、東京藝術大学理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニョンブーチョッパー

10
★★★★☆ タイトルが秀逸。「はじめに」で紹介されている二宮敦人『最後の秘境 東京藝大』のように突飛な人が登場するわけではなく(あちらはあちらですごく面白かったけれど)、芸術に真摯に向き合っている人たちと国やさんの真面目なコラボレーション作品。江口玲さんの「世界に唯一人しかいない自分がどう表現するか」と、高木綾子さんの「『この人の演奏を聞きたい』と言われたい」という章タイトルにぐっと来た。2022/07/06

Monsieur M.

9
藝大の様々な専門の教員へのインタビュー集。さすが最高峰、綺羅星のような教授陣……。いろいろ興味深かった。2021/08/23

月猫夕霧/いのうえそう

5
このタイトルを思いついた時点で優勝という感じですが、藝大の教授陣へのインタビューを中心とした本です。このインタビューに出てくる方々は孤高の芸術家ではなく、どの方も社会とのつながりを考えているのが印象的です。他の教授陣もそんな考えなのか、他の方のインタビューも読みたくなりました。2021/09/01

とりもり

4
おちゃらけたタイトルとは裏腹に、芸術と社会の関わりについて一級の先生たちが語る本。生きるために芸術が必須ではないとはいえ、その余裕はやはり生活の潤いという観点からも必要かと。先生たちのキャリアが様々なのも意外だった。必ずしも芸大卒じゃない先生も多いんだ…。クローズアップというからには、先生だけじゃなく、学生やスタッフにも話を聞いて欲しかったかな。★★★☆☆2023/03/22

Susumu Kobayashi

4
「クローズアップ現代」の国谷裕子が、東京藝術大学の教員12名をインタヴューした本。国谷:「学生たちに一番学んで欲しいことはなんでしょうか?」、高木綾子:「それは……自分で探してほしい。学ぶことを自分で探せる人になるということを学んでほしい(笑)」(p. 249)。箭内:「開通させることができた人と、できなかった人、そこで線引きされているのかもしれない。開通するともう楽なんですよ。自分のこれまでの人生が全部そのまま仕事になっていくじゃないですか」(p. 282)。2021/07/30

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