出版社内容情報
日本人はアメリカの何たるかをまるで理解していない。二大知性の刺激的な対話によって、アメリカ理解の核心がいま明らかとなる。
橋爪 大三郎[ハシヅメ ダイサブロウ]
著・文・その他
大澤 真幸[オオサワ マサチ]
著・文・その他
内容説明
日本にとって、いちばん重要な国であるアメリカ。しかし、日本人はアメリカの何たるかをまったく理解していない。アメリカとはそもそもどんな国なのか。アメリカ的とはどういうことか。私たちにとってアメリカとは何か―。日本を代表するふたりの社会学者が語る、日本人のためのアメリカ入門。アメリカという不思議な存在。そのひみつが、わかる。
目次
1 アメリカとはそもそもどんな国か(キリスト教から考える;ピルグリム・ファーザーズの神話;教会と政府の関係はどうなっているか;教会にもいろいろある;大覚醒運動とは何だったのか;なぜ独立が必要だったのか;なぜ資本主義が世界でもっともうまくいったのか;アメリカは選ばれた人々の選ばれた国なのか;トランプ大統領の誕生は何を意味しているのか)
2 アメリカ的とはどういうことか(プラグマティズムから考える;プラグマティズムと近代科学はどう違うのか;プラグマティズムはどこから来たのか;パースはこう考えた;パースからジェイムズへ;デューイはこう考えた;プラグマティズムと宗教;ふたたびアメリカの資本主義を考える;プラグマティズムの帰結)
3 私たちにとってアメリカとは何か(なぜ人種差別がなくならないのか;なぜ社会主義が広まらないのか;なぜ私たちは日米関係に縛られるのか)
著者等紹介
橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年、神奈川県生まれ。社会学者。東京工業大学名誉教授。著書多数。大澤真幸氏との共著『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書)で新書大賞
大澤真幸[オオサワマサチ]
1958年、長野県生まれ。社会学者。千葉大学助教授、京都大学教授を歴任。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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