出版社内容情報
チャーリー・ブラウン、ボーリングの試合で勝利を目前! スヌーピーの兄弟マーブルス初登場。全作品収録の画期的全集、第2回配本。
内容説明
1981~1982年発表作を収録。第一次世界大戦の撃墜王スヌーピーの兄スパイク、歩兵になる。第二の兄弟マーブルス登場。ペパーミントパティが「チョウの奇跡」に遭遇。チャーリー・ブラウンの野球チーム、存続の危機!スヌーピー、モリー・ボレーと混合ダブルスのテニストーナメントに挑戦。サリー、ビーンバッグ・キャンプに参加。…平日版626作、日曜版104作、全730作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
78
ピーナッツが描かれ出して30年が経過している。子供たちは、いつまでも子供で、愉快な日々を送っている。シュルツは、60歳を迎える頃の作品だ。人生を語るようなセリフもちらほら。ルーシーが言う。〈人生はデッキチェアみたいなもの。クルーズ船の船尾に広げて座り来た方を見ているか、船首に座りこれから行く方を見ているか。〉スヌーピーは語る。〈24時間しか生きていないクダモノバエと話したが、彼はひとつだけ悔やんでいた。今分かっている事が午前9時に分かっていたらなあ。〉楽しさの中にも、ふと考えてしまうものかもしれない。2021/11/28
ぐうぐう
27
『ピーナッツ』の世界では、大人は描かれることがない。存在しないのではなく、姿が描かれないのだ。それが一番よくわかるのが、教室でのペパーミント パティの場面だ。ひとコマ目「答えですか?はい、先生…いえ、つまりわかりません…」ふたコマ目「何ページですか?今日のところ?いいえ、先生…どこですか?どうやって?誰が?なんですって?」さんコマ目「先生、お願いがあるんですが?」よんコマ目「もういちど出席をとって、わたしがいるかどうか確かめてみてください!」(つづく)2019/12/05
Book Lover Mr.Garakuta
20
スポーツや音楽、お天気や文学に至るまで非常に面白い。野球やテニス、兵隊さんなど掴み処が一杯の作品だった。2020/02/29
ツキノ
15
ペパーミントパティが特に気になる巻。野球の試合でチャーリー・ブラウンにポップコーンを売らせたい、チョウが鼻にとまり、天使に変身した話題は随分長いこと展開する。そして彼女には母がいないのか!それからサリーのビーンバッグキャンプ、スヌーピーの兄弟のマーブルス初登場。堪能しました。2020/10/01
りえこ
13
ペパーミントパティの出番が多かった印象。ピーナッツの世界が可愛くて好きです。スヌーピーの兄弟のマーブルも登場。2021/04/18