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河出ブックス
ことばでたどる日本の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309625102
  • NDC分類 810.2
  • Cコード C0381

出版社内容情報

歴史を彩る出来事はどのようなことばで記されてきたのか。文字資料への密着によって見えてくる日本語のすがた・日本史のすがた。

今野 真二[コンノ シンジ]
著・文・その他

内容説明

歴史を彩る出来事はどのようなことばで書き記されてきたのか。どういう用語が使われ、どういう「語り口」がなされてきたか。文字資料に密着していくことによって浮かび上がる、日本語のかたち・日本史のすがた。

目次

第1章 古墳時代まで
第2章 古代国家への道
第3章 律令国家はどんな言語環境の中でうまれたか
第4章 国風文化とは何か
第5章 武家社会の形成と転換
第6章 室町時代―政治・経済・文化、三位一体の時代
第7章 幕藩体制の確立と動揺

著者等紹介

今野真二[コンノシンジ]
1958年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Book Lover Mr.Garakuta

7
図書館本:図書館で、借りたい本を探していたら、目に留まる。以前読んだと思ったが再読したくなり又借りたが。言葉の神秘性に感動した。2019/02/24

Book Lover Mr.Garakuta

5
図書館本:読了。日本の言語文化史から歴史を読み解いた本2018/11/11

Koichi Yamashita

2
古墳時代から江戸時代までの歴史の中でのことばがどのように使われてきたかを資料とともに綴られた、ことばの歴史書。面白かった2020/12/30

わ!

1
いろんな意味で、マニアックな本である。ある意味「細かい」。歴史の教科書を見てみると、いろいろなテキストが登場する。例えば万葉集、古事記、日本書紀、風土記、古今和歌集、源氏物語、土佐日記、方丈記。さらには十七條の憲法、大宝律令、武家諸法度などのテキストである。普通の歴史の本であれば、これらのテキストに何が書かれているのかを取り上げて、先へと進んで行くのであるが、この本では、それらのテキストをもっと詳しく取り上げて、どんな文字で書かれているかとか、どのように書かれているのかにこだわった本となっているのである。2019/09/01

めんま

1
通説となった見方に乗っかるのではなく、現存している言語資料を、誰がなぜどのようにして書き残したかを丁寧に考えることで、今までとは少し異なる角度から歴史を見ることができる。好著。2020/08/23

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