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出版社内容情報
ワーグナーという怪物の登場以降、ドイツの音楽家たちはこの超えられない壁に懊悩する。ドイツ帝国成立期の音楽家たちの苦闘を描く。
広瀬 大介[ヒロセ ダイスケ]
1973年生まれ。音楽評論家、青山学院大学文学部准教授。日本リヒャルト・シュトラウス協会理事。専攻は20世紀前半のドイツ音楽史。著書に『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』がある。
内容説明
19世紀、ヨーロッパ音楽界に突如現れたワーグナーという怪物に世界は心酔した。しかしこれ以降、ドイツの音楽家たちは、この決して超えられない壁に懊悩することになる。時代はドイツ帝国成立期、まさにドイツがヨーロッパの列強とならんとする頃。大国へ、軍事国家へと舵を切るドイツの歴史を背景に、リヒャルト・シュトラウスをはじめとした音楽家たちの苦闘を描く。
目次
序章 バイロイトの長い坂
第1章 一八七六年、バイロイト音楽祭開幕の衝撃
第2章 “パルジファル”とワーグナー直系の弟子たち
第3章 リヒャルト・シュトラウス、オペラへの道程
第4章 フランス・イタリアオペラの動き
第5章 “サロメ”から“ばらの騎士”へ
第6章 ドイツ帝国の夢の終わり
著者等紹介
広瀬大介[ヒロセダイスケ]
1973年生まれ。音楽評論家、青山学院大学文学部准教授。日本リヒャルト・シュトラウス協会常務理事・事務局長。専攻は20世紀前半のドイツ音楽史。音楽誌への寄稿、演奏会やCDの曲目解説、オペラ字幕、ラジオ出演などの活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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どら猫さとっち
trazom
沖縄電鉄社長