出版社内容情報
いったいこの国はどこへ行こうとしているのか――。建築学、社会学、憲法学の3つの観点から、今日の日本の課題を徹底討議。
木村 草太[キムラ ソウタ]
1980年生まれ。首都大学東京法学系教授。専攻は憲法学。『平等なき平等条項論』『憲法の急所』『キヨミズ准教授の法学入門』『憲法の創造力』『集団的自衛権はなぜ違憲なのか』など。
山本 理顕[ヤマモト リケン]
1945年生まれ。建築家。1973年、山本理顕設計工場設立。建築作品に、熊本県営保田窪第一団地、埼玉県立大学、横須賀美術館、天津図書館など。著書に『新編 住居論』『権力の空間/空間の権力』など。
大澤 真幸[オオサワ マサチ]
1958年生まれ。社会学者。『身体の比較社会学(?・?)』『虚構の時代の果て』『文明の内なる衝突』『不可能性の時代』『ナショナリズムの由来』『生きるための自由論』など。
内容説明
いま、この国の課題は何なのか、いったいどうすればよいのか―。現代日本を代表する知性が徹底的に問い直す。憲法学者、社会学者、建築家―3つの視点が化学反応を起こす白熱のシンポジウムに、渾身の書き下ろし論考をあわせた、知的興奮の書。
目次
1 シンポジウム(住宅の起源から考える;憲法は細部に宿る―テロ・家族・緊急事態;現実をどう乗り越えるか;鼎談 山本理顕×大澤真幸×木村草太 “日本”をどう見るか、これからどう生きるか)
2 論考(1933‐2016;日本人の空威張り;地域社会圏と未来の他者―山本理顕と大澤真幸の好奇心を引き受ける;補論 公共建築における創造と正統性―邑楽町建築家集団訴訟の示唆)
著者等紹介
木村草太[キムラソウタ]
1980年生まれ。首都大学東京法学系教授。専攻は憲法学
大澤真幸[オオサワマサチ]
1958年生まれ。社会学博士。京都大学大学院教授などを歴任
山本理顕[ヤマモトリケン]
1945年生まれ。建築家。1973年、山本理顕設計工場設立。横浜国立大学大学院教授などを歴任。建築作品に、埼玉県立大学、横須賀美術館、横浜市立大学YCUスクエアなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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