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河出ブックス
宗教と学校

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309624631
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0337

出版社内容情報

なぜ宗教家は学校をつくるのか。無宗教の日本人が宗教系学校を好む理由とは。宗教教育の発展と無節操な宗教観のかかわりを読み解く。

【著者紹介】
1943年生まれ。小樽商科大学商学部卒業。京都大学大学院経済学研究科教授を経て、現在、同志社大学経済学部教授。著書に『格差社会』『早稲田と慶応』『灘校』『無縁社会の正体』『学歴入門』他多数。

内容説明

無宗教の日本人が、なぜ宗教系の学校を選ぶのか?「信じはしないが親しみを感じる」―無節操な宗教観と宗教教育のアンバランスを読み解く。

目次

第1章 宗教教育の始まり―儒教・仏教と学校(いつから宗教と教育が結びついたのか;仏教と教育)
第2章 宗教教育受容史―ミッション・スクールと仏教系・神道系学校(ミッション・スクール;プロテスタント系の学校;カトリック系の学校;自由キリスト教の学校;仏教と神道の学校)
第3章 教育と宗教の衝突(カトリックとプロテスタントの比較;キリスト教系学校への圧力)
第4章 なぜ新興宗教は学校をつくったのか(天理教;創価学会;その他の新興宗教)
第5章 宗教と学校の行方(教育改革と宗教系学校;現代における宗教系学校;宗教系学校の苦悩と対策)

著者等紹介

橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年生まれ。小樽商科大学商学部卒業。京都大学経済研究所教授を経て、同志社大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

22
"無宗教"の国民が大半の日本において、宗教系の学校が多い理由を検証しようとする著者。だが、著者の宗教観が浅薄なためか物足りない。分かったことは、各宗教団体がこぞって学校を設立したのは、それぞれの事情によるということ。そもそも、当方、日本人を無宗教とは思わない。財産、名誉、血縁等様々な信者の坩堝だと思うがどうか。2021/02/14

きいち

16
同志社、上智、龍谷、創価、日本の私学でかなりなウェイトを占める宗教系。その2/3を占めるキリスト教系を中心に、宗派ごとの状況、明治以来の設立の経緯など他ではあまり読めないネタを豊富に紹介。◇人口比ではわずかにすぎないキリスト教系の学校の存在感の理由をここでは主に歴史的経緯に求めるが、宗教は必ずしも帰属先とは限らない。どの国でも、混淆は当然。日本もケルトもクリスマスは冬至の祭なわけだし、宗教を考え方の癖、と考えたら、西洋的普遍の比率は、誰しもやはり心の中の1-2割を占めてるのではなかろうか。なら、同比率だ。2014/07/20

森田健作

0
内容は薄いし、文章力が乏しい。2021/05/27

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