河出ブックス
ベースボール労働移民―メジャーリーグから「野球不毛の地」まで

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309624549
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0375

内容説明

「出稼ぎ」や「バケーション」、はたまた「自分探し」のために、世界各国でプロ野球を職業とする者たち―。華やかな“スポーツセレブ”としてのメジャーリーグを観戦するだけでは伝わってこない、グローバルレジームに飲み込まれる世界のプロ野球の過酷な現実とは…。世界17か国298のフィールドを踏破した気鋭の研究者が描き出す、まったく新しい野球‐社会論。ワールドベースボールクラシックの見方も大きく変わる。

目次

第1章 ベースボール・レジーム―変容するスポーツ労働移民の枠組み
第2章 文化ヘゲモニーからベースボール・レジームへ―ドミニカ
第3章 「抗争の場」としての野球場―メキシコ
第4章 「プロ野球選手」というバケーション―イスラエル
第5章 開発援助が生むプロアスリート―ジンバブエ
第6章 「脱領土化」した周辺としての独立リーグ―日本・韓国・中国

著者等紹介

石原豊一[イシハラトヨカズ]
1970年大阪府生まれ。立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了(博士国際関係学)。専門はスポーツ社会学。野球のグローバル化と、それに伴うアスリートの移動について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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