河出ブックス<br> 竹内好―アジアとの出会い

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河出ブックス
竹内好―アジアとの出会い

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309624105
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0310

出版社内容情報

いま、われわれは竹内好の遺産をいかに読み、いかに継承すべきか。魯迅、周作人、武田泰淳、京都学派、毛沢東、岸信介……6つの思想的出会いをとおしてアクチュアルに問い直す。

内容説明

戦後思想史において独特の光彩を放ち、ナショナリズムやアジア主義の問題を考える上で不可欠な仕事を残した思想家、竹内好(一九一〇~七七)。いま、われわれはその遺産をいかに読み、いかに継承すべきか。魯迅、周作人、武田泰淳、京都学派、毛沢東、岸信介…6つの出会いをとおして竹内の思想をアクチュアルに問い直す。

目次

はじめに 竹内好と出会うということ
第1章 魯迅との出会い―「支那」と「中国」
第2章 周作人との出会い―日中戦争の文化空間
第3章 武田泰淳との出会い―人間と歴史
第4章 京都学派との出会い―「世界史」の書き換え
第5章 毛沢東との出会い―現代中国と「近代の超克」
第6章 岸信介との出会い―六〇年安保闘争と不服従の遺産

著者等紹介

丸川哲史[マルカワテツシ]
1963年、和歌山県生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程単位取得退学。現在、明治大学政治経済学部准教授(東アジア文化論・台湾文学)。二〇世紀東アジアの視点から、現在の大陸中国、台湾情勢についても活発に発言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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