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出版社内容情報
浮世草子、和算、歌舞伎、浮世絵、俳諧、人形浄瑠璃、落語……京都・大坂で花開いた元禄文化を中心にビジュアルたっぷりに解説。
内容説明
江戸時代前期の文化の発信源は、上方(京都・大坂)が中心でした。豪華で壮大な「桃山文化」の影響を受けながら、三代将軍徳川家光の治世のもとで新しい文化が芽ぶきます。そして、五代将軍綱吉の時代には「元禄文化」が一気に花開きました。当時の貴重な絵とともに、多彩な文化にふれてみてください!
目次
桃山文化(戦国大名や豪商による豪華で壮大な桃山文化;信長や秀吉に重用された絵師の狩野永徳と茶人の千利休;日本に初めて伝わったヨーロッパの文化 ほか)
寛永文化(江戸時代の初期、京都を中心に寛永文化が展開;京都で名を上げた絵師の俵屋宗達と芸術家の本阿弥光悦;書物は木版による量産の時代に突入 仮名文字を用いた「仮名草子」が流行 ほか)
元禄文化(学問好きの将軍徳川綱吉の時代となり上方を中心に元禄文化が開花;すぐれたデザイン感覚を発揮した尾形光琳と乾山;井原西鶴が書いた「浮世草子」は娯楽色の強い町人文学だった ほか)
著者等紹介
深光富士男[フカミツフジオ]
1956年、山口県生まれ、島根県出雲市育ち。日本文化歴史研究家。光文社雑誌記者などを経て、1984年に編集制作会社プランナッツを設立。現在はノンフィクション系図書の著者として、取材・撮影・執筆を行っている。著書に『はじめての浮世絵(全3巻)』(第19回学校図書館出版賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。