内容説明
黒いダイヤのように美しいアフリカの王女と英国人水夫との数奇な恋、そして運命の悲劇。香気あふれる明晰な文体、反俗精神がささえる洗練された人間風刺とエロチシズム―理想の現代語訳でよみがえるブルームズベリー・グループの代表作家が残した傑作群。
著者等紹介
ガーネット,デイヴィッド[ガーネット,デイヴィッド][Garnett,David]
1892.3.9‐1981.2.17。イギリスの作家。文学の名門ガーネット家に生まれる。ロンドンの王立科学専門学校で植物学を専攻。第一次大戦が起きると良心的兵役拒否者としてヴァネッサ・ベルやダンカン・グラントと農耕生活にいそしみ、ブルームズベリー・グループの一員となった
池央耿[イケヒロアキ]
1940年東京都生れ。1964年国際基督教大学教養学部人文科学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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