須賀敦子の本棚<br> 私のカトリック少女時代

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私のカトリック少女時代

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309619972
  • NDC分類 936
  • Cコード C0398

出版社内容情報

ベストセラー小説『グループ』著者の痛快回想記。12歳で信仰を捨てた少女時代を辛辣なウィットと温かなユーモアで描き出す。

内容説明

12歳で信仰を捨てた少女の痛快!回想記。20世紀アメリカを代表する作家の一人で世界的ベストセラー『グループ』著者の傑作、初紹介。

目次

1 彼方の農夫は何人ぞ
2 ブリキの蝶
3 ごろつき
4 初めが肝腎
5 名前
6 時計の中の人形
7 イエローストーン公園
8 質問無用

著者等紹介

マッカーシー,メアリー[マッカーシー,メアリー] [McCarthy,Mary]
1912‐1989。1912年シアトル生まれ。6歳のとき、当時大流行していた流感(スペイン風邪)で両親を失い、弟3人とともに父方の大叔母とその夫に引き取られる。サディスティックな夫婦のもとで知識欲を抑圧された悲惨な生活を送るが、5年後、母方の祖父母に救い出される。本書はこのときの体験をもとに書かれた。その後1929年に名門ヴァッサー大学に入学。卒業の直後に結婚し、同時に「ニュー・リパブリック」「パーティザン・レヴュー」などに寄稿を開始、辛口の批評家として知られるようになる。また二度目の結婚相手だった高名な文芸批評家エドマンド・ウイルソンの勧めで小説を書きはじめ、ベストセラーとなった『グループ』や『アメリカの鳥』で作家としての名声を確立する

若島正[ワカシマタダシ]
1952年京都市生まれ。京都大学大学院修士課程修了。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まこ

9
実の両親との出来事があったから、その後の大叔父との生活や、学校で教わることに疑問を持ったのかな。そんな考えは今思うと脚色が入ってるのかどこまでが真実なのか。2023/03/14

Shun'ichiro AKIKUSA

5
本当に少女時代のみ。あとがきによればマッカーシーは後半生の回想や自伝を書かずになくなったようだが、悔やまれる(とはいえ30年代の回想は読みたいが)。池澤夏樹の解説は不要ではないか。2020/01/21

たま

4
久しぶりにまっすぐな本を読む。懐かしいなあと思えば遥か昔、知的で退屈でもあり、けれど未来に向かっていける頃。知を叩き上げる時代。2020/10/19

あゆころ

4
信仰を失う下りの秀悦さに興奮する。信仰を失うシナリオに基づいて演じていたはずなのに、そして捨てる気などさらさらなかったのに、通り一遍に物事をおさめようとする、子供(と思っている対象)の話だからときちんと取り合わない、その時々にうまれる対話に対応できないシスターや神父によって優秀なカトリック伝道者予備軍だったかもしれない著者が本当に無神論者になる流れ、面白すぎる。結果的に自分で作り出したこの事件が彼女の人生の1つの転換になっていて、そこも物語性がやたら高い。2019/09/24

ロピケ

4
初出時の読者の反応、自分の記憶の再点検等を間に挟む構成はとてもユニークで、作者の著書への素直な態度に共感。美的センスが鋭い著者は人はもちろん、花に対しても厳しく、ケイトウやカンナを「でかくて品のない花」(実をいうと私も好きではないけれど…)、私の好きなナスタチウムは「吐き気を催す」とバッサリ。もっとも、この花に対する好き嫌いは、花に関係する人間が原因なのかもしれない。大学受験の準備でカエサルの『ガリア戦記』を通してラテン語の個人指導を受ける場面や、自身の受けたカトリック教育についての意見表明の部分が秀逸。2019/09/23

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