出版社内容情報
ベストセラー小説『グループ』著者の痛快回想記。12歳で信仰を捨てた少女時代を辛辣なウィットと温かなユーモアで描き出す。
内容説明
12歳で信仰を捨てた少女の痛快!回想記。20世紀アメリカを代表する作家の一人で世界的ベストセラー『グループ』著者の傑作、初紹介。
目次
1 彼方の農夫は何人ぞ
2 ブリキの蝶
3 ごろつき
4 初めが肝腎
5 名前
6 時計の中の人形
7 イエローストーン公園
8 質問無用
著者等紹介
マッカーシー,メアリー[マッカーシー,メアリー] [McCarthy,Mary]
1912‐1989。1912年シアトル生まれ。6歳のとき、当時大流行していた流感(スペイン風邪)で両親を失い、弟3人とともに父方の大叔母とその夫に引き取られる。サディスティックな夫婦のもとで知識欲を抑圧された悲惨な生活を送るが、5年後、母方の祖父母に救い出される。本書はこのときの体験をもとに書かれた。その後1929年に名門ヴァッサー大学に入学。卒業の直後に結婚し、同時に「ニュー・リパブリック」「パーティザン・レヴュー」などに寄稿を開始、辛口の批評家として知られるようになる。また二度目の結婚相手だった高名な文芸批評家エドマンド・ウイルソンの勧めで小説を書きはじめ、ベストセラーとなった『グループ』や『アメリカの鳥』で作家としての名声を確立する
若島正[ワカシマタダシ]
1952年京都市生まれ。京都大学大学院修士課程修了。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まこ
Shun'ichiro AKIKUSA
たま
あゆころ
ロピケ