出版社内容情報
人間が身を守る方法と、昆虫の保身術は驚くほど似ているー生態系の下位にいる虫達が熾烈な世界で生き抜くユニークな生存戦略を伝授!
海野 和男[ウンノ カズオ]
1947年生。昆虫写真家。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学び、アジアやアメリカの熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影する。日本自然科学写真協会会長、日本動物行動学会会員、日本写真家協会会員。
内容説明
熾烈な世界を生き延びる、巧妙な仕組みと驚くべき戦略!!
目次
1 「敵が来たら、とにかく隠れよ!」“擬態”―ナナフシの事情(困ったら「フリ」をする虫たち;擬態せざるを得ない虫たちの世界 ほか)
2 「そんなあなたも共犯者。」“共生”―シジミチョウとアリの腐れ縁(昆虫と共に暮らしている;植物と昆虫との共生 ほか)
3 「僕の体を食べて!」“求愛”―ハラビロカマキリの胸の内(昆虫の恋愛観;どのようにして性は誕生したか ほか)
4 「群れよ」“集団行動”―働きバチの人生設計(群れながら“個”でいたい人間;「群れ」は昆虫界では異例のスタイル ほか)
番外編 嫌われものの虫 大研究(嫌われることで生き延びる?;身近なだれかが虫が苦手。 ほか)
著者等紹介
海野和男[ウンノカズオ]
1947年東京生まれ。昆虫写真家。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。大学時代に撮影した「スジグロシロチョウの交尾拒否行動」の写真が雑誌に掲載され、それを契機に、フリーの写真家の道を歩む。アジアやアメリカの熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影。1990年から長野県小諸市にアトリエを構え身近な自然を記録する。日本自然科学写真協会会長、日本動物行動学会会員、日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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