14歳の世渡り術
世界の見方が変わる「数学」入門

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309616902
  • NDC分類 410
  • Cコード C0341

出版社内容情報

小数点って何のためにあるの? 円周率って…? 小学校でも教わらなかった素朴な問いを入口に驚きと感動に満ちた数の世界へご案内!

【著者紹介】
1968年生。サイエンスナビゲーター。東京工業大学理学部数学科、同大大学院卒業。在学中から予備校講師として活躍、数学や物理を楽しく生徒へ伝える。著書に『感動する!数学』『面白くて眠れなくなる数学』他。

内容説明

世界は数学でできている。時間のはじまりって?星と小数点の関係?「集合」は何の役に立つの?解法のテクニックより前に身につけておきたい、数学的なものの見方、考え方が学べる1冊。

目次

第0章 数学の世界の入口で(エディンバラにて;日本にて)
第1章 世界は数学でできている(数と数字のはじまり;ゼロの発明とアラビア数字 ほか)
第2章 人とともにある数学―数学大国日本誕生物語(ミリオンセラー数学書『塵劫記』が巻き起こした一大旋風;答のない問いが、江戸の数学レベルを上げた ほか)
第3章 数学とは何か(小数点なんて簡単!?;小さな点の大きな物語 ほか)
第4章 数学ほど役に立つものはない(数と数字のちがい;真か偽か、それが問題だ ほか)

著者等紹介

桜井進[サクライススム]
1968年山形県生まれ。サイエンスナビゲーター。株式会社sakurAi Science Factory代表取締役。東京工業大学理学部数学科卒、同大学大学院社会理工学研究科博士課程中退。東京理科大学大学院、日本大学芸術学部、日本映画大学非常勤講師。理数教育研究所Rimse「算数・数学の自由研究」中央審査委員。高校数学教科書「数学活用」(啓林館)著者。2000年、日本初のサイエンスナビゲーターとして数学の驚きと感動を伝える講演活動をスタート。東京工業大学世界文明センターフェローを経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はとむぎ

10
星と人とともに数学は作られた。世界は数学で出来ている。良い本でした!2024/04/07

大先生

9
河出文庫あり。本書を読んで世界の見方が変わったかというと…(苦笑)。数学の歴史入門みたいな内容です。江戸時代の日本では「和算」が庶民にも広まっており、クイズ感覚で庶民が数学を楽しんでいたそうです。いや、しかし、サイン、コサイン、タンジェントや対数「log」の話もあり、私の場合、途中から食傷気味?でした(笑)。2021/10/21

gotomegu

9
FBグループのおすすめ本。数学って何のために勉強するの?の答。数学は抽象の極み。江戸時代に数学ブームがあったんだ!そういえば江戸時代の暦の小説「天地明察」でも数学問題の解答を神社に奉納する場面が出てきたな。庶民みんなが数学に励んでいたなんて、江戸時代はなんて豊かだったんだ! 数学はクイズみたいで好きだったんだよね。サインコ学校嫌いで休んでいたら一気にわからなくなっちゃったけど。0とか小数点など、いろんな発見の積み重ね。後半はコンピューターのしくみを説明するためだと思うが、一気に難しくなった。2021/03/20

youe

3
少しだけ数字に強くなった気がする…。 (うそ)2022/05/03

もりけい

3
世の中は数学で成り立っていることを教えてくれます。数の表現や計算の仕方の背景にある数学の物語を知ることで、もっと数学に興味をもつことと思います。特に膨大な掛け算を簡略化するために対数が考え出されたことは興味深かったです。2014/12/29

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