14歳の世渡り術<br> 特別授業“死”について話そう

個数:

14歳の世渡り術
特別授業“死”について話そう

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 23時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309616810
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0330

出版社内容情報

死について、何を学び、どう生きるのか――。生きることの難しさに直面する10代に、全18教科、豪華教授陣が誌上特別授業を開講。

【著者紹介】
1953年生まれ。宗教学者。文筆家。新宗教教団の研究をはじめ、幅広い視野から現代社会のありようを問う。著書に『葬式は、要らない』『日本の10大新宗教』、『創価学会』など。

内容説明

誰も死んだことはないけれど、正面切って、考えてみました。社会を知り、自分自身を知り、この世の中で生きて行くために―。国語、社会、冒険、介護、生物…18人が紙上特別授業を開講!!今を生き抜くために必要な、18の見かた・考えかた。

目次

国語「私は鎖を抱くようにして生きていきたい」(和合亮一)
倫理「海外で亡くなった人を運ぶ仕事」(佐々涼子)
宗教「死を恐れること、人を葬ること」(島田裕巳)
冒険「生と死のせめぎ合う瞬間」(角幡唯介)
支援「生きるためのホーム」(森川すいめい)
生物「ウンコに学ぶ生き方・死に方」(伊沢正名)
介護「14歳の看取り―死にゆく人のためにできること」(川口有美子)
課外授業「蜘蛛の腹の中に」(畑正憲)
生活「家のなかにある死」(酒井順子)
芸術「死を刻む」(園子温)
科学「科学技術が生み出す死」(元村有希子)
現代詩「6つの死」(最果タヒ)
音楽「あるアイドルの死」(中森明夫)
日本史「中世人と、隣り合う死について」(本郷和人)
ゆとり「生きながら生きる!」(湯山玲子)
物理「光速を超えて」(佐治晴夫)
現代社会「死を知らぬまま、死を“繰って”」(遠藤秀紀)
道徳「いのちの家来になる」(徳永進)

著者等紹介

和合亮一[ワゴウリョウイチ]
国語教師、詩人。1968年福島市生まれ。1998年、第一詩集『AFTER』で第4回中原中也賞受賞。2006年、第四詩集『地球頭脳詩篇』で第47回晩翠賞受賞。詩のみならず、評論、書評、コラム、校歌や記念賛歌、合唱曲の作詞も手がける。2011年の震災以降、Twitterにて「詩の礫」と題した連作を発表し続ける

佐々涼子[ササリョウコ]
1968年神奈川県横浜市出身。ノンフィクションライター。早稲田大学法学部卒業。日本語教師を経てライターに。2012年『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受賞

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京都生まれ。宗教学者、作家、NPO法人葬送の自由をすすめる会会長。宗教現象を中心に、幅広い視野から現代社会のありようを問う

川口有美子[カワグチユミコ]
ALSを発症した母親のケアについて綴った『逝かない身体―ALS的日常を生きる』(医学書院、2009年)で、第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。NPO法人さくら会副理事長、有限会社ケアサポートモモ代表取締役、日本ALS協会理事

角幡唯介[カクハタユウスケ]
1976年北海道生まれ。早稲田大学探検部OB。朝日新聞社退社後に踏査して執筆した『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で、開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。著書に、新田次郎文学賞を受賞した『雪男は向こうからやって来た』、講談社ノンフィクション賞を受賞した『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』(以上、集英社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホッパー

81
中高生向けの本ではあるが、大人が読んでも面白い。色んなジャンルの専門家たちが、死をテーマに語っている。1人で物事を多面的に考えるのは難しく、限界がある。沢山の人の話を一度に聞ける機会というのは貴重だと思えた。そのような本をもっと読みたくなる。2021/09/20

モリー

58
あと三年で50歳になる私でも、生き直したい、という気持ちが湧いてきました。全ての章から共通して読み取れたことは、“生きることの中に、死が内包されている”という真理です。複数の識者が各々の視点から「死」を見つめ、「生」とは何かを炙り出して見せてくれます。今の私に一番突き刺ささったのは、湯山玲子さんの言葉でした。「生きながら死んでいる」人になっていないか?と問いかけられているように感じました。おそらくその自覚があったからなおさらそう感じたのでしょう。これからは、「人生のリミッターを外す」生き方を目指します。2019/09/29

fu

27
人によって思うことはそれぞれ全然違うものなのだ。自分の死を思う人もいれば、身近な人の死、社会的な死(脳死判定、羊水検査)の定義を問う人、死から有限の生を感じる人。自分と価値観が異なる人の話のほうが印象に残る。2014/12/21

はげまる

15
死について、しかも14歳というなんだか過敏そうな年代に向けて語るという刺激的な企画本。18人の専門家が登場するが多角的で面白い。例えば海外で死んだ場合どのような手続きがとられるのかという具体例であり、どのように死をとらまえるかという哲学であり、歴史上の死の重みの変遷であり。死との距離感、付き合い方、生のあり方が18通りの言葉で綴られとても興味深い。思えば、14歳ぐらいの僕は、怠け心から、面倒な毎日を一瞬で終わらせるたくて、不意打ちのような突然の痛くない死に憧れていた。本作と出会っていればどう感じたろう。2015/04/24

はづき

13
一人で暮らす31歳のいまより、14歳の頃の方が死が怖かった。世慣れしたからこわくなくなったのではなく、人との距離感が関わっている気がする。熱と重みと湿り気と躍動を持った人他人がいると体感しているかどうか、職場の人とは話すし、大好きだけど、そんな存在だと実感する機会はない。いなくなること(死)は、しばらく会えなくなるくらいの感覚。 14歳の頃の他人はもっと生々しいものだった気がする。2016/11/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7150912
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。