内容説明
本さえ読んでりゃ、なんとかなるさ。本は探さなくていい、バラバラにしていい、内容を忘れていい、歯磨きしながら読んだっていい―本読みのプロが、本とうまく付き合い、手なずけるコツを大公開。楽しいイラスト入り。
目次
第1章 変わるために本を読む
第2章 ぼくも14歳だった
第3章 本が君を見つける
第4章 本を手なずける
第5章 本を読むにはコツがある
第6章 本だけが世界じゃない
著者等紹介
永江朗[ナガエアキラ]
1958年、北海道生まれ。約7年間の書店勤務の後、雑誌『宝島』などの編集を経て、フリーライターに。「哲学からアダルトビデオまで」幅広い分野で執筆。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
346
中々あっさりとわかりやすく読書について書かれた1冊。本書を読めば今まで読書してたことにそれなりの自信を持っていたが、逆に読んでいない人を見下さない謙虚さが必要だと感じた。2015/12/17
りえこ
44
14歳へ向けた本ですが、楽しく読みました。もっと本が読みたくなりました。色々な読書の方法や、読書のすすめがたくさん書かれていて共感しました。2014/06/23
ゆか
37
「ガリア戦記」「アデンアラビア ポールニサン」「新本とつきあう法 津野海太郞」「天然記念物の動物たち 畑正憲」「安岡章太郎」「大江健三郎」「怒りの葡萄 スタインベック」「セイブセンセン異常なし」「鷲田清一」を読んでみたいと思います。2016/07/01
サルビア
37
この間、下北沢のB&Bで読書会をやった時に店内で何冊か気になる本があって、そのうちの一冊がこの本でした。購入したあとで、当日の読書会のコメンテーターの永江朗さんの本だと知りました。 14歳に向けて書かれた本だということもあり、読みやすかったです。本を読む時間がないと言っている人にスキマ時間に本を読む事を提案していました。 最後に本を多く読んでいるからといって、読まない人を馬鹿にしてはいけないと書いてありました。 「本を読むことを過剰に評価してはいけない。本を読むからといって、いばっては行けない。世の中には2015/09/03
ユウユウ
35
14歳の世渡り術とあるけれど、内容は大人が読む読書術と変わらない。いや、むしろ青空文庫やインターネットの使いこなし方を語ってる分、進んでいるかもしれない。友人たちの子供が14歳になった時にこの本を贈ってみたい。どんな顔をするかな。2019/03/22