出版社内容情報
初期の大傑作『うろんな客』に合わせ『不幸な子供』『蒼い時』『華々しき鼻血』がミニサイズで豪華箱入りに! 限定セット。
【著者紹介】
1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。邦訳書に『ギャシュリークラムのちびっ子たち』『うろんな客』などがある。2000年没。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
65
『うろんな客』せっかく刻んだ短歌調 最後の一文ずっこけた…『華々しき鼻血』夥しい副詞…『蒼い時』友情か?愛情か?Sanbun ga muzui.『不幸な子供』最後の最期まで報われない小公女…と、四冊が納められた豪華で小さな箱。着想のおもちゃ箱(ФωФ)にゃ~り~2018/02/24
みゃお
2
書店で見つけて ずっと気になっていた作家。 セット版が、出てたので思わず購入。 かなーり暗い絵で独特な雰囲気。 添えられている文章も救いようのないものや スパイスの効きすぎたものありと。 強烈な印象で、好みの別れるところだろうとは、思いますが その強すぎるインパクトでひきつけられる。2016/02/14
かおり
1
ずっと行きたかったエドワード・ゴーリー展で買ってきました。「うろんな客」「蒼い時」「不幸な子供」「華々しき鼻血」がセットになってます。いつかは欲しいと思っていた「うろんな客」は、内容も突飛でかわいいけど、訳が短歌になっててしかも四字熟語で終わってるのがすごい。20年くらい前に初めて読んだとき、訳した人すごい!と思って柴田元幸さんのお名前を知るきっかけにもなった絵本です。アルファベットブックの「華々しき鼻血」は初めて読んだけど、これも支離滅裂でページめくるのが楽しかった。やっぱりゴーリーの世界観が好きです。2018/08/18