シャーロック・ホームズの帰還

シャーロック・ホームズの帰還

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  • サイズ B6判/ページ数 707p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309610467
  • NDC分類 933
  • Cコード C0398

出版社内容情報

★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。

内容説明

日本を代表するシャーロッキアンによる新訳全集第5回配本第6巻。傑作「踊る人形」を収めた奇跡のホームズ復活を描く作品集!精緻かつ権威あるオックスフォード大学版の「注釈・解説」を完訳して付す初版本のイラスト(シドニー・パジット画)全点を復刻掲載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

†漆黒ノ堕天使むきめい†

9
印象的なのは『踊る人形』と『六つのナポレオン』ですかね。続ける必要が出てきた作品は、少し乱暴に見えてしまうんですよね。書きたいものが書けるのが小説家である必要はないのかな。『踊る人形』みたいな作品好きなので、そういう名作も読みたいですね。2022/01/09

lico

3
【第71回海外作品読書会】最後の事件でモリアーティと共に消えたホームズが奇跡の復活。今でこそシャーロック・ホームズの思い出から帰還までを一気に読むことができるが、実際には復活までに10年近い年月が経っていることを考えると、当時の人々の喜びようは劇的だったことが想像できる。そんなこともあってか解説も本編よりもホームズの死から帰還までの話のほうにより力が入っている気がする。犯罪を犯したり、見逃したりするホームズの姿にはちょっと違和感を感じる。面白かった作品は『孤独な自転車乗り』と『プライオリ学校』の二作品。2016/09/26

ナポレオン2

3
あれだけ嫌がっていたホームズ物を復活させたドイル、10年も寝かせておいたのがウソのように、というかそれだけブランクがあったからネタが溜まっていたのか、充実の一冊です。空家事件はさすがに苦しくとも、書かれざる事件だった「第二の汚点」、そして「踊る人形」の暗号の謎解きは、アラはあってもやはり唸らされるアイディアです。正直、ここまでがドイルのホームズという感じで、次の2冊の短編集はさすがに疲れが…。当時のロンドン市民の熱狂ぶりもよくわかります。面白かったです。2012/05/19

ぽま

3
ホームズ短編集の三冊目。『空き家の冒険』から『第二のしみ』事件まで。表題の通り、『最後の事件』でモリアーティ教授もろとも亡くなったと思われていたホームズが、ベイカー街に帰ってくる。『犯人は二人』など、これまでとは切り口の異なるエピソードも含まれており、好みや評価が分かれる所ではあるかもしれない。私はかなり楽しんだクチだが。2011/12/19

ホームズ

3
ホームズ帰還やはりホームズの世界に入り込むのは幸せ2008/06/18

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