橋本治小説集成〈6〉雨の温州蜜柑(おみかん)姫

橋本治小説集成〈6〉雨の温州蜜柑(おみかん)姫

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309603766
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

内容説明

雨の昼下り、人妻・凉子のもとへ謎めいた電話が…。榊原玲奈に始まり、磯村薫、木川田源一など多彩な人物が織りなしてきた“桃尻娘サーガ”、醒井凉子で完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うみ

1
凉子さんがオックスフォード生活で変わっていくところが、いつも好き。そして源ちゃんと横浜を歩くところも。ラストの「これで、人生は色々あるから分からない。それで、人生が規定通りの未来を辿るかどうかも分からない。」が今回はいっそう味わいが深かった。2022/01/11

夫婦善財餡 汁粉

1
 リョーコさんがかわいそうというか,素敵なのに変な女性でもあるものですから。  桃尻娘はみな読んだけれども「お蜜柑姫」はけっこう印象に残っているなぁ。2015/11/30

4610tosan

1
一番の奇人変人としてのおみかん姫やその友達が自分を確実なものにしてゆく話でした。「だって、あなたは、素敵よ」で泣けました。あと、イギリスの学園生活も秀逸でした。2012/01/09

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