出版社内容情報
会話をしながら鼻を手でこすったり、足をさかんに組みかえたり――。一見、無意味なしぐさやクセにも、実は心理学的な意味があるのだ。無意識の行動の奥底にある心のメッセージを解読する。
著者情報
内容説明
相手に従う「服従行動」や、脅しを示す「威嚇信号」緊張から生じる代理しぐさの「転位行動」自分を慰める「自己親密性」…。人の心と動作の不思議な関係を重要ワードとともにわかりやすく解説。コミュニケーションに役立つ人間観察の書!
目次
1章 例えば相手への拒絶は、指のしぐさでわかる―隠された敵意・好意はこのしぐさから読みとれる
2章 例えば不安や緊張は、手足のしぐさでわかる―相手の深層心理は何気ない身ぶりから見抜ける
3章 例えば気性の激しい人は、話すしぐさでわかる―マンウォッチングこそ人の性格を知る第一歩だ
4章 例えば失敗した時、つい舌打ちをする心理とは―こんな動作を思わずしてしまう心の不思議
5章 例えば人の前を通る時、日本人が手刀を切る心理とは―いつものジェスチャーには国民気質が見事に表れる
6章 例えば人とすれ違う時、男と女では体のねじり方が逆になる心理とは―なぜ男と女、子供と大人は別のしぐさをするのだろう
著者等紹介
山辺徹[ヤマノベトオル]
1947年、東京生まれ。大学では心理学を専攻。とくに身体言語やシンボル、パフォーマンス理論、動物行動学、哲学者のウィトゲンシュタインなどに関心を抱き、卒業後も探究を続ける。現在は、心理学、性格分析、行動学の研究家として、雑誌、書籍などで執筆活動を展開し、その実績は高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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