出版社内容情報
「徴用工問題がこじれる理由とは?」など最新のトピックから日韓併合まで、さかのぼって解説。摩擦多き隣人の謎を、歴史から解明!
内容説明
文在寅政権から日韓併合まで歴史を上流にたどっていくと韓国の苦衷が浮き彫りになる。近代以降の韓国の目論見を検証する新視線の歴史読本!
目次
序章 5分でわかる韓国現代史の要点
1章 日・米・韓の枠組みからの脱却を志向する左派政権―文在寅時代
2章 政策の相つぐ破綻が保守派の凋落を決定づける―朴槿恵・李明博時代
3章 左派の期待を裏切り経済の失速がはじまつた―盧武鉉、金大中時代
4章 急速な経済成長が国民の自信と誇りを育む―金泳三・盧泰愚時代
5章 クーデター政権による強権政治と光州事件―全斗煥・崔圭夏時代
6章 元軍人による経済独裁で「漢江の奇跡」を起こす―朴正煕・尹〓善時代
7章 米国の支援を活かせず革命で倒された初代大統領―李承晩時代
8章 「三・一独立運動」以後停滞した抗日の動き―米国軍政・日本統治時代
著者等紹介
内藤博文[ナイトウヒロフミ]
1961年生まれ。大学卒業後、新書系の出版社に勤務。現在は、ライターとして執筆を行なう一方、地方で実業にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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卓袱
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戦後の李承晩から直近の文在寅大統領までがコンパクトにまとめられているが、李氏朝鮮時代のようにテレビドラマ化されている部分は少なく、はっきり言ってよくわからない。もともと、人民の考えが会う人によって異なるので、わからないのは当然かも知れない。日本でも最近問題となったが、司法の政治化はこの国では伝統的なものらしい。テレビドラマの見過ぎかも知れないが、いともたやすく裁判官、検察官が政権ぴったりなのも、驚きである。今回の政権交代後もどうなるやら。2022/04/20
川獺
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著者は学者ではないのね。2020/05/15