内容説明
芸術をはじめ、ありとあらゆる学問分野で超人的な才能を発揮したレオナルド・ダ・ヴィンチ。その生涯と活動をつぶさに追うと“天才”のひと言では括れない意外な素顔が見えてくる。今なお脚光を浴び続けるこの人物は、いったい何者なのか?ベールに包まれた“真実”に肉迫する。
目次
1章 その生い立ちとダ・ヴィンチ家の秘密―少年レオナルドが背負った特異な運命と才能
2章 “ダメ息子”だった修業時代―仕事放棄に挫折、敗北…。茨の道を歩んだアーティスト
3章 才能を爆発させた諸国歴遊の冒険時代―音楽、軍事、天文、医学…。あまりに先進的な活動の全貌
4章 “万能の天才”の知られざる素顔―思考法、夢、愛のかたち…。浮かび上がる驚きの人間像
5章 傑作に施された超技法と隠されたメッセージ―『最後の晩餐』『モナ・リザ』…。名画の暗号を読み解く
6章 衝撃的な、『ダ・ヴィンチ・コード』が描くキリスト教世界―永遠の神秘に包まれたマグダラのマリア、聖杯伝説…の深層
著者等紹介
池上英洋[イケガミヒデヒロ]
1967年、広島県生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修了。専門は西洋美術史。イタリアと香港の研究機関で研究・執筆したのち、現在、恵泉女学園大学助教授。レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、中世からバロック時代の芸術家の分析を通じて、社会構造や思想状況を明らかにする方法に定評がある。2005年、東京で開かれた国際シンポジウム「レオナルド/天才の挑戦」では司会を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遊未
こう
樹海迷路
akazu1
komeri