内容説明
自分の親が高齢になるにしたがって、「すっかり頑固になった」「近頃、わがままで困る」と感じ、不満に思っていませんか。でも、その不満は、あなたが“老人の心理”を理解していないことに原因があります。心理学の最新成果から、円満な人間関係を上手に築く知恵をアドバイスします。
目次
プロローグ 親が老いることはそんなに不安ですか
第1章 頑固、ひがみっぽい…こんな偏見が摩擦を生む
第2章 老人特有の言動、性格をどう受けとめたらよいか
第3章 老人に起きる心身の変化、これだけは知りなさい
第4章 年をとるほど開花する、これが“老人力”です
第5章 定年、伴侶との死別…人生の節目をどう見守るか
エピローグ 親との理想の関係づくりは今からでも遅くない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
納豆
3
年を取って頑固になる訳ではなく、元々頑固だった人が、年を取って、その性格が顕著に出てくるらしい。なるほどと思った。でも結局、相手が年を取っていても若くても、思いやりを持って接し、良好な人間関係を構築することが重要なのだろう。勉強になった。2023/09/16
さだはる
1
2022年28冊目。この頃、高齢者ばかりに目がいく。「明日は我が身だよなぁ。」って。要はプライドとか自尊心みたいなものを、上手に捨てれらる人が、まあるい歳の取り方が出来てるって話なんでしょうね。他人のふりみて我ふり直せです。2022/09/09
ペインター
1
古本なので、書かれていることが古かった。2013/11/20
Ayano
0
退職された方にいただいた本。全く違う世代の人のはずだった人たちにだんだんと近づいていっている現実も感じながら、祖父母世代の話だったのが父母世代のことになっていることを実感した。少し古い本だけど、高齢者になったからこうなる、という面よりも元々の性格や暮らし方が影響しているんだなとかんじた。自分にとってもまわりにとってもいい歳の取り方をしていきたい。2023/11/27