内容説明
小さな天体が衝突・合体を繰り返してできた私たちの地球は、今から６５００万年前、直径約１０キロの天体に衝突され、当時この星に君臨していた恐竜の絶滅を招くことになった…。人類を消滅しかねない戦慄の天体は、現在も太陽系に無数に存在する。歴史は繰り返すのか。
目次
１章 ６５００万年前の天体衝突が恐竜の絶滅を招いた…―直径１０ｋｍの天体がアメリカ大陸を直撃！
２章 小惑星が地球に衝突する危険と可能性を探る―太陽系には推定１０億個もの小惑星が存在する！
３章 超高速の変装彗星が地球に忍び寄る危機１２１２六年、彗星は地球にクラッシュするのか？
４章 巨大隕石から読み解ける太陽系と生命の起源―月は、地球への惑星衝突が原因で生まれた！？
５章 母なる地球を守るために人類がいま、すべきこと―米国の核ミサイル防衛網がとらえた驚くべきデータとは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SHOUJI YAMASHITA
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現在、自然の驚異といえば地震、津波といえますが、20世紀終わり頃は、ノストラダムに代表される終末予言が、流行っていた頃に本書は書かれた。主に、小惑星や彗星、隕石が、地球に衝突した場合の被害想定などかなり現実的に書かれています。2014/06/09
風見じじい
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ロシアに隕石が落ちた映像がテレビをにぎわしたことから、この本を読んでみました。6500万年前のユカタン半島に落ちた直径10キロの隕石は地球上の有機物の25％を燃やし、舞い上がったチリが太陽光線を長期にわたり遮って、恐竜をはじめとする多くの生物を絶滅出せた。深さ5000メートルの穴が開き、4000メートルの高さの津波が世界を襲ったという。太陽系には数10億もの小惑星が存在し、そのほとんどは観測できていないという恐ろしい現実が書かれています。2013/03/02
