内容説明
1947年、死海のほとりの洞窟で、キリスト教とユダヤ教の歴史を根底から揺さぶる古文書が発見された。その公開はなぜか遅れ、「バチカン陰謀説」が囁かれるなど、謎とスキャンダルに満ちた「死海文書」の真相に迫る。
目次
プロローグ 古代「ユダヤ教」の真実―キリスト教のルーツであるユダヤ教、そしてユダヤ民族とは?
1章 壺から現れた古代文書―いかにして2000年の眠りから覚めたのか?
2章 「死海文書」の恐るべき記述―なぜキリスト教信者が震撼したのか?
3章 「クムラン共同体」の正体―それはユダヤ教の一派、「エッセネ派」なのか?
4章 イエスの秘密を探る―知られざるイエスのルーツとは?
5章 残された謎に迫る―死海文書はいつ誰が書いたのか?
6章 「文書隠蔽」説の真偽を追う―公開の遅れは、バチカンの企図なのか?
感想・レビュー
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naoto
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"ユダは裏切者ではなかった"ってのかと思ってたら、違ってた。宗教や政治の資料は、いろんな思惑が絡みあって、なかなか真実にはたどり着かないんだろうなぁ。でも、資料の公開はしないとね。2010/11/01
yurie
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世界は広い。 歴史は深い。 知らない事がたくさんあるけど、あえて知る意味もない事ってあるかもね。2010/02/21
南註亭
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「死海文書」についての概説書というか入門書。オカルト本とかトンデモ本とは違うので刺激はほとんどありません(苦笑)。私は古本で105円で買いました。オススメ度 1.52010/06/07