内容説明
文化や習慣、宗教の違いを知らないと私たちには“ごく当たり前”でも国によっては“大ひんしゅく”を買いかねない。「郷に入れば郷に従え」を痛感する世界の“思いもよらぬ常識”の数々。
目次
第1章 国民、民族ならではの「気質」が驚きの常識を生んだ
第2章 「生活様式」の違いは多様な常識を育む
第3章 「掟、規則」を背景に厳しい常識ができた
第4章 さまざまな「宗教、教育」が特異な常識を支えている
第5章 「地理的な事情」ゆえにおかしな常識が存在する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶ
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同系列の書名で武村健一氏の本があるので、それを頂いた本かと思ったら、本書の方が先でした。ただし内容についてはだいぶ違っているかも知れません。世界各国の社会や政治経済を正しく理解できるように、というよりは、本書では「海外旅行に行って恥をかかないよう」「雑学として薀蓄を語れるよう」といった観点で編集されています。推測ですがコンビニとかキオスクの棚でひょいと手にとって軽く読まれる、そういうマーケットのシリーズなのでしょう。私もそういう読み方をしました。ちなみに似たタイトルのテレビ番組は90年頃にあったようです。2013/04/01