出版社内容情報
軍用機はどのように登場・発達し、どう使われたのか。水上機、戦略爆撃機、垂直離着陸機、無人機など、航空戦略の変化とともに解説。
青山 智樹[アオヤマ トモキ]
著・文・その他
内容説明
複葉機から始まり、爆撃機や戦闘機に分化した航空兵器。ベトナム戦争、湾岸戦争をへて、航空戦はどう様変わりしたのか?ドラスティックな発達をいっきに俯瞰する。
目次
序章 ニュースではわからない現代航空戦の実態
1章 第一次世界大戦と航空機の登場
2章 大戦の狭間20年間の熾烈な開発競争
3章 第二次世界大戦を決した爆撃機と防空戦
4章 朝鮮戦争からベトナム戦争までの航空兵器と戦略
5章 冷戦終結と湾岸戦争で様変わりした航空戦
6章 最新の航空兵器とその未来
著者等紹介
青山智樹[アオヤマトモキ]
1960年、東京都生まれ。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校の理科教師を経て1992年にSF作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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doremi
1
文庫1冊で「全史」という無謀への挑戦は評価したいです。 第二次大戦の欧州での夜間空戦や空母艦載機は夜間は飛べないのは載せるべきだったと。米国に夜間専門空母部隊はいましたけど 2019年 C0131 \680. 20182019/09/07
タキタカンセイ
0
著者の青山智樹君は9月9日、突然逝ってしまいました。まだ60歳でした。独特の視点とこだわりのある人でした。今さらですが彼の残してくれた作品を読んでいきたいと思います。この本は航空戦の観点から見た軍用機̪史ということで、彼ならではのユニークな切り口が随所に見られて面白かったです。2020/09/15