出版社内容情報
なぜイスラム教は豚肉を禁じるのか? ……素朴な疑問から「宗教は人間に何を禁じているのか」「それはなぜか」を紐解く。
【著者紹介】
1948年鹿児島県生まれ。1974年、東京大学文学部を卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、國學院大學神道文化学部教授ならびに同大学日本文化研究所所長。
内容説明
「カトリックは離婚を認めない」「ユダヤ教・イスラム教は偶像崇拝を禁じる」…など、なぜ宗教には多様なタブーが存在するのか?戒律を紐解きながら「宗教の謎」にせまる書!
目次
「宗教上のタブー」と「戒律」の切っても切れない関係―プロローグ
1章 美味しくても食べてはいけないのはなぜ?―「食」をめぐる、さまざまなタブー
2章 それは時に「2人の合意」より重い―戒律が分断する「性と愛」
3章 救いを求めれば、現世の生き方も変わる―「死後の世界」はどう説かれてきたか
4章 共通する教えと、異なるスタイル―何を尊び、どのように祈るのか
5章 価値観を教え継ぐシステムとして―「教育」と宗教はどこまで不可分か
6章 神は、清く貧しい者を愛するか―「お金」と宗教の悩ましい関係
7章 歴史上、繰り返された排斥と統合―戦争を禁じる宗教、認める宗教
8章 意識しえないからこそ、時に危うい―生活に溶け込む信仰と戒律
グローバル社会における相互理解のために―エピローグ
著者等紹介
井上順孝[イノウエノブタカ]
1948年生まれ。東京大学文学部卒業。74年に東京大学文学部助手、82年に國學院大学日本文化研究所講師。同教授を経て、2002年に神道文化学部教授。「宗教と社会」学会会長、日本宗教学会会長を務めた。現在は宗教文化教育や認知宗教学に関する研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こぽぞう☆
雛子
うえ
てくてく
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