出版社内容情報
「鉱物と宝石」の特徴や性質といった基礎知識から、意外なエピソード、世界中に存在する言い伝えまで、知らなかった驚き話が満載！
【著者紹介】
当たり前の日常に潜む“未知”をあぶりだし、その真理に迫る頭脳集団。シャープな解説に定評がある。
内容説明
隕石落下の衝撃で誕生した鉱物、食べられる鉱物、にんにくのニオイがする鉱物、昼と夜で色が変化する宝石など、読んで楽しい鉱物と宝石の博学知識！
目次
第１章 鉱物と宝石の基礎のキ―そもそも、「鉱物」や「宝石」って何？（「岩石」「鉱物」「鉱石」の違いは？；鉱物ができるまで ほか）
第２章 豊かな個性を秘める鉱物たち―生成の秘密から、性質、変わった特徴まで（ダイヤモンド；コランダム ほか）
第３章 奇妙な鉱物・不思議な宝石―自然の力が生みだした面白い石たち（一瞬にしてつくられたダイヤモンド；宇宙にはダイヤモンドでできている星がある ほか）
第４章 美しい宝石の妖しい物語―栄華、災い、没落。それは石の呪いなのか…（呪いの宝石「ホープダイヤモンド」；フランス王室に伝わる「リージェントダイヤモンド」 ほか）
第５章 誕生石の知らなかった神秘―持ち主を守護するパワーの伝説（１月 ガーネット；２月 アメシスト ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナチュラ
20
鉱物と宝石についての基本的な知識と、宝石にまつわる伝説や物語なども紹介されていて、なかなか面白い。 ただ、この本には実際の石の写真は載っていないので、図鑑をみたり、ネットで画像を検索したりして確認する必要がある。 鉱石ではないが、「豚肉石」というものがあることを知り、画像を見たら 本当に肉みたいな石でびっくりした。2016/05/14
Tatsuhito Matsuzaki
13
宝石のほとんどは鉱物であり、鉱物の中で宝石と呼ばれるものは約40種類ほど。 本書はこれらの宝石を詳しく解説するとともに、光と影を纏った妖しい宝石の物語が紹介されています。 2022/03/20
fukafkacraft
2
資料として。200頁ちょっとの少ない頁数だが要所をかいつまんで濃く深い情報がぎっしり。歴史や伝説まで知ることが出来る。パワーストーンだけでないところが良い。しかし、鉱物の写真が1枚も載っていないため、いちいちネットで画像検索。比較的新しい鉱物であるタンザナイトがなぜタンザニアでしか採れないのか、調べても不明のままである。地球の中心あたりだし、たぶん元は隕石なんだろうね。鉱物全体、謎が多いだけに好き勝手な由来が後付けされていることも解り、眉唾のウンチクとして役立ちそうだ。ずっとお世話になりそう。2017/11/23
カント
1
画像が無いのが痛いけど(>_<)それなりに鉱物などを好きな人には面白いかも(^o^)2016/02/23
ラーテル
0
ある程度鉱石の知識がある人には物足りないかもしれない。 科学的なことだけでなく、宝石にまつわる物語などが載っていた。 文理のバランス感覚はあったように思う。 難をいえば、宝石の写真が載ってないことだ。 鉱石や宝石の入門としてはいいかもしれない。 2016/06/19
