出版社内容情報
地球の７割を占める「海の地図」には驚きのトリビアが満載だった！ 刻々と変化する国際情勢を読み解くうえでも欠かせない一冊。
【著者紹介】
1983年に設立された、書籍の企画制作集団。幅広い情報網と縦横無尽の機動性を活かし、数々の話題作を生み出してきた。なかでも、旅行やビジネス、海外情報、博学知識などの分野を得意とする。
内容説明
海図に海岸線が２本描かれている理由は？尖閣諸島が日本の領土であることを示す地図が見つかった！…海から新しい世界が見えてくる！
目次
序章 海図とはどんな地図なのか―なぜ海図には“水深の数字”が散らばるように記されている？
１章 海の交通ルールを知る―航海に必要な海図用具の“三種の神器”とは？
２章 海をめぐる各国の思惑―「日本海」が「東海」に改称される日はくるか？
３章 最新科学が捉えた海の全貌―「海水温地図」が漁業に革命を起こす？
４章 知られざる海底の世界を探る―発見された巨大戦艦「武蔵」の引き揚げは実現するか？
５章 海の海図には謎と不思議がいっぱい！―海図には載っているが普段は見えない“幻の大陸”とは？
６章 未知の世界を開拓した海の冒険者たち―キャプテン・キッドが残した“日本の宝島”の地図がある？！
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
18
かいず…と口で言われても?。字面で見ても「海図ッテナンデスカ?」と?状態の、海のお仕事に関わりがない人でも、意外に楽しめる本です。地図に対して海図。その言語表記や標識にから入り、話しはとっても幅広いです。海賊船の宝を引きあげたら誰の物になるのか、とかバミューダトライアングルの新説、一度海図に掲載されたけど、存在していなかった島など、面白くてためになるウンチクが沢山。読んでいるうちに、ちょっと海見に行きたくなっちゃいました。2016/05/04
こまち
12
後半は豆豆知識のオンパレードだが、前半ではノット、緯度などの基礎知識や東シナ海問題、尖閣諸島問題などが取り上げられて時事問題の把握の手助けとなった。2015/06/26
文章で飯を食う
10
暇つぶしの本だが、それなりに楽しめた。あまり類書の無い分野だからか。2015/08/25
ist
9
海図にまつわる秘密やGPS航法と海図の併用、灯台の赤と緑の意味が国によって正反対になるということを初めて知りいろいろ勉強になった。深海や海洋観測における日本の科学技術は世界へ大きく貢献している。この分野で世界をリードしていくべきだろうな、と思った。領海や排他的経済水域といったことはちらっと触れるだけなので、このあたりは他で。七つの海の内訳。太平洋と大西洋の漢字の違い。マーシャル諸島のスティックチャート。ギヨー、ちきゅう、みらい、東南アジアの海賊増加。2015/10/24
こまち
4
お仕事に全半分はかなりお役立ち。後半は。。。2017/02/24
