出版社内容情報
「イスラム協力機構」に加盟する57か国の、日本との関係、報道ではわからない“素顔”を解説。経済、歴史等の基本データも収載。
【著者紹介】
1983年に設立された、書籍の企画制作集団。幅広い情報網と縦横無尽の機動性を活かし、数々の話題作を生み出してきた。なかでも、旅行やビジネス、海外情報、博学知識などの分野を得意とする。
内容説明
イスラム圏の社会情勢や経済動向は、今後、日本や世界を大きく変えていく。時事的なニュースでは窺い知れないイスラムの実情を正しく知るための書!
目次
1 これだけは知っておきたいイスラムの基礎知識
2 遠いようで意外と近い日本とイスラム諸国の関係
3 アジア・ヨーロッパのイスラム13か国
4 中東のイスラム15か国
5 北・中央アフリカのイスラム9か国
6 サブサハラ・南米のイスラム20か国
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuuki.
13
サウジアラビアとトルコの人達の宗教感やそれに関わる文化に関しては、サウジアラビア人やトルコ人の友人たちから聞く話や彼らの行動と、この本に書かれている内容にズレを感じたので、文化的な事柄は鵜呑みには出来ないかなと思った。その国の人達にも個人差があるだろうから、本も人からの話も鵜呑みにすべきで無いという意味で。各国の歴史的な出来事や日本との関係などに関しては、知らない知識がたくさんあり、本当に勉強になった。2021/07/19
こけこ
0
イスラム世界を俯瞰的にみるのにとても役立った。2015/01/13
kedamon
0
序盤のイスラムの基礎知識の項は、簡潔ながらよくまとまっていると感じました。また、記載の中心となるイスラム諸国のデータと解説は、簡潔かつ偏見が少ない内容になっており、参考になりました。「現在」のデータを元にした内容なので、時間とともに内容と現況に違いが出てくると思われますので、興味を持たれた方は、お早めにお読みになることをお勧めします。2014/10/15
悸村成一
0
読了55冊め。2020/05/19
nysmo
0
イスラム教のさわりとイスラム教国について簡単にまとめた本。ハラール認証、スンニ派とシーア派の違い、インドネシアが最大のイスラム教徒を抱えているなどなかなか参考になった。日本人にはあまり馴染みがないが、世界的にも教徒は多いので知っておくべき事項だと思う。2018/09/29