内容説明
巡視船に乗る海上保安官は、どんな武器を携帯している？“海猿の中の海猿”特殊救難隊の実力とは？…日本の海を守り続けるエキスパートたちの知られざる奮闘ぶりが見えてくる。
目次
１ 尖閣警戒から不審船対策、沿岸の巡視まで―緊迫！沿岸警備の最前線
２ 活動範囲から歴史、組織の内実まで―「海上保安庁」の素朴な疑問
３ 海難救助から密輸・密漁船対策、海賊退治まで―海上保安庁の任務
４ 武装・防御能力から、船内の様子まで―巡視船艇の秘密
５ 世界に誇る大型船から、最新鋭の高速船まで―主力巡視船の実力に驚く！
６ 巡視艇からジェット機、ヘリコプターまで―小型船艇と飛行機の性能に驚く！
７ その働きぶりから訓練の様子、日常生活まで―潜水士たちの素顔に迫る！
８ ＳＳＴから特別警備隊、機動防除隊まで―知られざる海上保安官たち
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅん
1
今まであまり知らなかった海保についてざっと知ることができた。予算も少なく、船齢も高くなりがちで苦労していると聞いていたが、限られた中でも時代に即した船艇を整備しており、かなり能力が高いような印象を受けた。広い海でどうやって密輸船や密航船を見つけているのかと思ったら、実際は陸上での情報に基づいているのは驚きであった。しかし、陸上の海保の車両にパトランプがついていないのも意外である。いろいろ利権などもあるのかもしれないが、同じ犯罪者から日本を守る組織としてもう少し柔軟に対応できないのかと思ってしまう。2015/01/25
ヒコ。
1
制度が中心で装備は少なめ。ボクの好みとしては、装備や保安官の生活をもっと知りたい。写真も少なめ。あと、現代のプロペラ機はレシプロ機関（往復機関）ではなくジェット機関（ターボプロップエンジン）です、機械好きではなく社会好きの人向きの本か2013/05/23
紫子
0
職業柄、潜水士の章に興味津々。特救は潜水士のエリートだわ。2013/05/31
