内容説明
そもそも「確率」って何？どこまで信用できる？降水確率や合格率など身近な例で、確率の不思議をやさしく解説。
目次
１章 “確率”がわかれば迷いはなくなる―合格か不合格か、「その確率は１／２」と言えるのか？（不確かな出来事とうまく付き合うには？；確率の研究はギャンブルから始まった！ ほか）
２章 知ってると得する“身近なおもしろ確率”―ヤマカンで、４択問題のテストに正解する確率は？（４０人のクラスに、誕生日が同じ人がいる確率は約９０％；降水確率０％でも雨が降ることはある？ ほか）
３章 確率で解き明かす“ツキ”の正体とは―福引は、先に引くべきか、あとで引くべきか？（２つのサイコロの目の合計、いちばん出やすい数は？；福引は先に引くべきか？後から引くべき？ ほか）
４章 ビジネスで、実生活で…大活躍の“確率論”―スパム対策にも応用される「ベイズ推定」とは？（ビジネスの現場で応用される確率；１回のテストで不良品かどうかわかる？！ ほか）
５章 ダマされちゃいけない！“統計数字”のトリック―「朝食を食べる子は成績がいい」って本当？（「朝食を食べる子どもは成績がいい」って本当？；疑似相関にダマされるな ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuichiro Komiya
8
なぜアリの集団のうち2割は働かないのかとか、ギャンブルで最も確実にお金を増やす方法とか、様々な事例を確率で計算・説明している本。じゃんけんの達人に勝つ方法を確率的に出したナッシュ均衡の話とかが参考になった。常日頃から確率的に物事を判断できるようになれば、見た目の確からしさにごまかされることも少なくなるかもしれない。2014/12/21
すがや
1
確率って面白いなって改めて思わされる本でした。 自分の感覚は、それほどあてにならないんだーってくすくす笑いながら読めました！ 学生時代に苦戦した確率ですが、社会に出て何が起こるかわからないことを判断していく材料にこんなにも役立っているなんて知りませんでした！ また確率を勉強しようと思います！2020/08/05
daichan
1
いつ買ったか不明。こういうの好きだからなあ。
葉
1
確率の研究はギャンブルから始まったこと、1/2とはどういう意味かを数学的確率で考えること、40人のクラスに誕生日が同じ確率は9割であること、二度あることは三度あることは確率的に正しいのか、賭けの引き際、ツキの正体とは何か、ビジネスにおける応用として統計などについて書かれている。数学を面白いと思える程ナッシュ程の実力もなく、数学が面白いと思える程数学ができなくもない今の自分にとって苦痛に感じる部分が多い。2015/05/29
Koichi Sato
1
やっぱり確率は面白い！2012/08/11
