内容説明
歴代皇帝はどんな人物で、何をしたか?あの英雄や美女は世界史をどう動かしたのか?千年以上も強大さを維持できた秘密とは?長くて複雑な歴史が、みるみるわかるローマ史本の決定版。
目次
1 すべては「神話時代の建国」から始まった―未経験の海戦で、ローマはなぜ海の覇者・カルタゴに勝てたのか
2 二度にわたる三頭政治が「帝政」に道をひらく―三人の中で最も“若輩者”だったカエサルが、権力を握れたわけ
3 初代が築いた「パックス・ロマーナ」を継続―“王様嫌い”のローマに、独裁者アウグストゥスが誕生した謎
4 「五賢帝時代」の終焉で、繁栄もここまで―「名君」と称えられていたネロが暴君になった意外な理由とは
5 「内乱の時代」を経て、昏迷はいよいよ深まる―大浴場を建設したカラカラ帝の知られざる悪行とは
6 「三世紀の危機」を脱するも、滅亡は避けられず―なぜ西ローマ帝国は、東と違い、早々と滅亡してしまったのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
WHISKYCOKE
6
分かりやすく面白い。2017/11/26
雲をみるひと
4
ローマの歴史に関するトリビア本。統治関係にテーマが絞られていることもあり、年代毎の網羅性はそれなりに高い。多角的な分析がないので深みはないが、頭の整理にはなる。2018/07/13
nAo
4
「こんなにも面白い ローマ帝国 歴代皇帝たちの悪行 1500年の歴史」 とんでもない皇帝が何人もいたにもかかわらず、よく1500年ももったものだと、感心いたしました。2013/02/27
まゆみ
3
パラ読みするのは楽しかったし、エピソードはいくつか記憶に残ったけど、いかんせんカタカナの名前は苦手。。2018/02/12
ブライアンズアワー
3
ローマ帝国の歴史を時系列順で読める本。わかりやすい2017/07/05