内容説明
覇者への夢を胸に秘め、群雄割拠する乱世の英傑たち。彼らの知勇をつくした戦いのゆくえは…。血湧き肉躍るドラマを味わいながら、壮大な古代史が一気にわかる。
目次
１章 「史記」とはいったい何か、中国古代史の始まりとは―司馬遷が著した「史記」の世界
２章 周の滅亡と動乱の「春秋戦国時代」―勝ち残った「戦国の七雄」とは
３章 「秦の始皇帝」による中国統一への軌跡―戦国の覇王の短かすぎた栄華
４章 英雄ならび立つ！「項羽と劉邦」の覇権争い―秦の滅亡から前漢建国までの道のり
５章 乱世ふたたび！「三国時代」の夜明け前―混迷する後漢に台頭した新勢力とは
６章 天下統一をめざす「曹操」と好敵手たち―戦局の転機となった戦いとそのゆくえ
７章 分立する「魏・呉・蜀」と諸葛孔明の戦い―覇者たちの最期と『三国志』の時代の終焉
８章 激動の歴史を映しだす味わい深い故事成語―「鶏口牛後」「三顧の礼」…はいかに生まれたか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
majiro
3
三国志のタイトルで買った（そして積ん読になっていた）けど、ずいぶんわかりやすくて、すごく知識のなかった中国史を知る足がかりにはなったと思う。正史を含め、記録にはなんらかのバイアスがかかっているという前提をしっかり持ち、複数の資料から客観的に捉えているのがよかった。2015/04/17
たわらばし
1
2時間でわかりたかったけど、わからなかった。章だてが時系列でないのが苦痛で、集中できなかった。最後の故事成語うんぬん要らないなぁ。 あとがきの「（要約）ね、わかったでしょう？」という手前味噌に異議を申し立てたい。時間をおいてもう一度読もう。2017/12/19
