内容説明
未知の原理を解明したい、真理に到達したい…熱い思いと不屈の精神で、生涯、研究に没頭した天才科学者たち。その偉大なる功績とは?驚きの人生と素顔とは―。
目次
1 真理を探究しつづけた古代~中世の科学者(デモクリトス(前460頃~前370頃)―「ないもの」を「ある」と考えた古代ギリシアの科学者
アリストテレス(前384~前322)―物が落ちる謎を解明しようとした古代ギリシアの科学者 ほか)
2 偉大なる発見を遂げた17~18世紀の科学者(ブレーズ・パスカル(1623~1662)―気圧の研究など、多才なフランスの数学者・物理学者・哲学者
ロバート・ボイル(1627~1691)―温度と気体の体積の関係を解き明かしたイギリスの物理学者 ほか)
3 未知の原理に到達した19世紀前半の科学者(ユストゥス・リービッヒ(1803~1873)―ベンゾイル基を発見し、有機化学に貢献したドイツの化学者
チャールズ・ダーウィン(1809~1882)―「進化論」で知られるイギリスの自然科学者 ほか)
4 過去の成果を実用に高めた19世紀後半の科学者(北里柴三郎(1852~1931)―破傷風の血清を作ることに成功した、熊本出身の細菌学者
高峰譲吉(1854~1922)―胃腸薬、止血剤を発明した、石川出身の応用化学者 ほか)
5 現代文明の発展を支える20世紀の科学者(ジョン・オッペンハイマー(1904~1967)―原爆開発プロジェクトを指導したアメリカの物理学者
ジョージ・ガモフ(1904~1968)―ビックバン宇宙論を提唱したアメリカの理論物理学者 ほか)