内容説明
平穏な日常を引き裂く、身の毛もよだつ現象。そして浮かび上がった怪しい因縁とは…。この数々の恐怖に、あなたはどこまで耐えられるか。
目次
1章 不吉な怪奇ゾーンに迷い込んでしまった人々(駅の下の住人;骸骨と結ばれた男 ほか)
2章 凶悪な怨念に付きまとわれ恐怖現象に見舞われた人々(死者のヒッチハイク;読経の響く校舎 ほか)
3章 愛すべき動物の死を境に不気味な異変に苛まれる人々(復讐の牙;「やらせ」の後始末 ほか)
4章 この世に執着し彷徨う魂に翻弄されつづける人々(壁に住む家族;天使の償い ほか)
5章 戦慄の因縁が引き起こす忌まわしき不幸に襲われた人々(自殺に誘う手;身投げ土蔵 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
146
本書は恐怖実話と題されていますが全てを否定しないにしてもまあ大半がフィクションのように思われますね。でもいつも面白ければ楽しければそれでいいと私は思うのですね。『壁に住む家族』東京・新宿のはずれに8階建ての無人のマンションがあり、そこはバブルの崩壊で開発計画が頓挫したまま放置されていた。物騒だと町内の住民が目を光らせる中でいつの頃からか見かけた事のない男女4人中年夫婦と二人の子供の姿が目撃される。マンションの壁に住む家族がいる!と大騒ぎになり、彼らは嘗て狡猾な地上げ屋に騙され追い出された一家と推測される。2020/09/05
AiTaka_twi
2
★★★☆☆2010/04/09