出版社内容情報
建設会社の社員、ペットショップ店員、学校の教師…その業種ならではの心霊体験に秘められた恐るべき真実と教訓とは?
内容説明
業界内で囁かれる、誰もが身におぼえのある怪奇現象…。そこで働いている人々は何を目撃し、どれほど震え上がったか?現場にひそむ恐怖の真相に迫る!!
目次
1章 怨霊に憑かれた客が出入りする…「飲食」業界の怪談
2章 街角にひそむ悪霊に祟られる…「サービス・流通」業界の怪談
3章 家や土地に亡霊が棲み続ける…「建築・不動産」業界の怪談
4章 行き交う人々に死霊が紛れ込む…「交通・運輸」業界の怪談
5章 絶望した若い魂がさまよい続ける…「教育」業界の怪談
6章 華やかな世界の裏にひそむ悪夢…「メディア・通信」業界の怪談
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨
25
よくありがちな怪談が多かった。2021/08/31
澤水月
14
正直期待せず買ったがラスト、メディアの怪談(場所を伏せて語られる地方紙記者の座敷牢取材、プログラマーのデスマーチなど)は人間たちの描写リアルで「近くから取材感」あり。マスコミ系は怪異より人間が(以下略)。一話目の京都商家の人形風習ものには仰天、不気味。変わった職業の怪談を望むなら20年の彩図社「異職怪談」にゴルフ場池ボール拾いとか結婚式場紙飾り職人とか2021/09/28
ekura
2
KAWADE夢文庫は1990年代には心霊・学校の怪談の文庫本をコンスタントに出していたが、21世紀になって竹書房が台頭してからは、再編集本(本書は一九九×年、弊社より刊行した『~』を改題・再編集したものです、と奥付に付くやつ)を除いてはさほど刊行していなかった。夢文庫オリジナルの新刊心霊本は久々ではないだろうか。とはいえ「現代ならでは」の話はほぼ無く、再編集本と言われても納得する話が多い。2022/06/26
Eddie
2
ゾクッとします!2022/01/17
まあびい
2
んー。シーンとしてはイイ感じだと思うけど、書き方なのかな? もう少しゾクッときたらいいな、というものが多かった印象。よくよく想像すれば状況としてコワいものもあったけど、伝え方でもう少し筆力があるとよかったかもしれない。2021/08/31