出版社内容情報
新型コロナ禍で発動された武漢の都市封鎖……。長い中国の歴史の中でくり返されてきた強権体質の実態を明らかにする!
内容説明
戦慄の虐殺、人道にもとる粛清、常軌を逸した復讐…広大な大陸を舞台に非情の独裁者がくり返した蛮行の数々とは?権力を巡る血みどろの史実を抉りだす!
目次
1章 秦帝国の成立まで―中華思想が誕生し、夷狄の排撃が始まった
2章 漢帝国~三国時代―帝国内部で続発した血で血を洗う覇権争い
3章 南北朝期―ふたつの民族に引き裂かれ、忌まわしき道を歩む
4章 隋・唐帝国期―巨大帝国に潜んでいた独裁者たちの恐るべき驕慢
5章 五代・宋・元帝国期―異民族の挑戦が生んだ中華思想の先鋭化
6章 明帝国期―中華復興の追求と常軌を逸した大粛清
7章 清帝国期―満洲族が実行した漢民族への苛烈な弾圧支配
8章 中華民国期―陰謀と殺戮にまみれた終わりなき凄惨な内戦
9章 中華人民共和国期―「人民」の美名のもと侵略、隠蔽、捏造がくり返される