内容説明
淫らな絵の虜となった青年と、彼の前に次々現れる女たちとの愛欲の日々。最後に彼が行き着いた場所とは?同窓会から始まった不倫、元恋人との情事、人妻、女医、OL…など、女たちのリアルで奔放な性を描いた短編9篇を収録。
著者等紹介
岩井志麻子[イワイシマコ]
1964年岡山県生まれ。00年「ぼっけえ、きょうてえ」で山本周五郎賞、02年「チャイ・コイ」で婦人公論文芸賞、「自由戀愛」で島清恋愛文学賞を受賞
菅野温子[スガノアツコ]
静岡県生まれ。立命館大学文学部卒。スポーツ新聞からの依頼を契機に官能作家デビュー。以降、雑誌や単行本などで活躍
鷹澤フブキ[タカザワフブキ]
OL・秘書などを経て、1999年「禁虐オフィス」で官能作家としてデビュー。熱烈な刺青愛好家でもあり、自身の背中にも「羽衣天女」が彫られている
内藤みか[ナイトウミカ]
1971年生まれ。二十二歳でデビュー。若妻ものやネットものなどで人気を博す。各携帯電子書店で軒並み作品が一位にランクインし、「ケータイ小説の女王」と呼ばれる
黒沢美貴[クロサワミキ]
東京都出身。2003年、幻冬舎アウトロー大賞特別賞を受賞し、「溺れる指さき」でデビュー。瑞々しく繊細な官能描写で人気を博す
開田あや[カイダアヤ]
1996年パソコン誌にコラムを連載したことからライターとしてデビュー。オタク系コラムから時代小説まで、幅広く手がける
南綾子[ミナミアヤコ]
1981年生まれ。名古屋市出身。趣味は家の近所を散歩すること、映画鑑賞、読書。05年に新潮社「女による女のための『R‐18』文学賞」大賞受賞
子母澤類[シモザワルイ]
石川県生まれ。東京の建築設計会社で設計のアシスタントをしながらSF作家、光瀬龍氏に師事。1996年、雑誌「小説クラブ」でデビュー
森奈津子[モリナツコ]
1966年東京都生まれ。立教大学法学部卒。91年に少女小説でデビュー。性愛をテーマに現代もの、SF、ホラーなど多ジャンルで精力的に作品を発表し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。