内容説明
三郎の指が、彼女の玉門の急所を、巧妙にくじり廻す快感と歓喜に、日頃の嗜みも忘れ果てたか、彼女の悦びに悶える啜り泣きの声が洩れ続く。次から次に女をものにしていく女誑し土岐三郎の末路は如何に。表題作のほか「茜雲」を収録。
著者等紹介
青木日出夫[アオキヒデオ]
1936‐2006年。京都府生まれ。早稲田大学大学院英米文学研究科卒。翻訳家。アメリカ文学研究家。風俗史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。