内容説明
世界ソムリエコンクール、初出場は飛び入り参加で予選落ち。その時の口惜しい思いがバネになったかも知れません…。心から楽しんだギリシアのワイン祭りや、最上の想い出を演出してくれたカロン・セギュール、さらにはヴィンテージ・ポートを開ける秘策など、ソムリエとして世界の頂点をきわめた著者による、とっておきの話12章。
目次
1 シャンパーニュ―高貴な歓びのワイン
2 ドイツワイン―目醒めるような爽快感
3 シャブリ―身ぶるいするおいしさ
4 ラセール―本当のサービスとは何かを知る
5 ピラミッド―大きな手の憧れのソムリエに会う
6 ルドワイヤン―とびきりの思い出をつくる
7 マドリッド、バルセロナ―自分なりに体験し考える
8 ギリシア―心から楽しんでワインを飲む
9 ベニス―知れば知るほどおもしろい
10 アルゼンチン、チリ―ブームの次に来るものは
11 ポートワイン―二度目のカルチャーショック
12 ブランデー―極上の香りの文化