河出文庫<br> 大江戸魔方陣―徳川三百年を護った風水の謎

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河出文庫
大江戸魔方陣―徳川三百年を護った風水の謎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 265p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784309473369
  • NDC分類 148.5
  • Cコード C0139

内容説明

徳川の長き栄華を護った、江戸に仕掛けられた日本独自の風水呪術とは何か?そして都市に繁栄をもたらす呪術マニュアルは、今も存在するのか!?東京の下に眠る結界の全貌をヴィジュアル化した話題の歴史ノンフィクション。

目次

四神相応(結界を捜しだせ;東京・熊野・魔方陣)
大江戸魔方陣(江戸の鬼門;江戸の魔方陣;江戸の呪術師)
日光魔方陣(武蔵野の地霊を顕現させよ;聖地・聖人・陣取り合戦)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

96
このテのことが好きな人には、堪らない本です。江戸の町に張り巡らされた結界(魔法陣)を解き明かしてくれます。地図の上で寺社を結んでいくと、三角形が描かれていくポイントがあります。三角形は最もシンプルな魔法陣です。最初に明かしてくれたのは西の結界。江戸の西側に点在する熊野神社を結んでいくと、複数の三角形が重なり合って現れます。これで、西(朝廷)からの脅威を防いでくれます。地図上に引かれた図を一目見て、ゾクッときました。ことの真偽を問い詰めるよりも、魔法陣を見つけていく過程をただ楽しめばよいのだと思います。2021/02/06

さつき

75
江戸城を守るために鬼門、裏鬼門に置かれた寺社。隅田川や荒川を四神の青竜に見立てた説。日光の家光が眠る大猷院廟の謎…などなどテーマは興味深いのですが、独白の多い文章が少し読みにくかったです。2021/10/20

つたもみじ

18
小説という形なら楽しめたかもしれない。まあ「わ…わたしは恐ろしい事実を知ってしまった!!」っていう、自らハードルを上げて行く書き出しは嫌いじゃないですけど。歴史、寺社、結界やら四神やら、そういう諸々は大好きなのですが、著者さんの文章のテンションが高い割に内容は…という感じで、いまひとつ乗りきれずに読了。2015/11/16

poke

12
残念ながら完全には理解できていないけど面白かった。何重にも張り巡らされている二等辺三角形。測量の技術に驚く。2018/08/27

inarix

9
今も東京の至る所に残る寺社。それを繋ぐ点と線が描く魔方陣。浮かび上がる四神の理──。江戸氏から太田道灌へ、そして徳川家へ。15代に渡る徳川の長き栄華を護った、武蔵野の統治者へ脈々と受け継がれる独自の風水呪術の正体。江戸に仕掛けられた風水の暗号を、現代の東京の地図から読み解く。著者が地図を辿り、東京の各地の寺社を訪れその建立の由来と意味を繙いて行く物語はそのまま姉妹編「東京魔方陣」に引き継がれる。2014/10/26

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