河出文庫<br> 世界風俗史〈1〉楽園からポンペイまで

河出文庫
世界風俗史〈1〉楽園からポンペイまで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 323p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309472508
  • NDC分類 384.7
  • Cコード C0122

内容説明

遺物や神話・伝説が語る先史人の性意識、史上最古の恋物語を遺したシュメール人とメソポタミアの諸民族、兄弟姉妹婚、割礼など独自の風俗のエジプト、カジュラーホの石彫と「カーマ・スートラ」のインド、旧約聖書の舞台イスラエル、美と善が一致した少年愛のギリシア、ヴーナスの町エトルリアとローマ―。図版とエピソードを駆使して描く性の文化と風俗の変遷。

目次

1 生きる欲求―最初の人間たちと原初の人間たち
2 女の腕のなかで楽しめ―メソポタミアの諸民族
3 妹をわきに―エジプト人
4 最愛の女を抱いて―インド人
5 あなたの愛はぶどう酒よりも好ましい―イスラエルの子ら
6 美しいものは善く、善いものは美しい―ギリシア人
7 ヴィーナスの町―エトルリア人とローマ人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

misui

3
性風俗史本。トリビアルで気楽なものを期待したけどわりとがっつりと神話や社会を紹介する本だった。記述が甘い気もするが各文明を並列的に見られるので差異がわかりやすい。2020/11/30

びっぐすとん

2
108円本。オンラインでタイトルだけで買ったら、風俗は風俗でも性風俗だった・・。細かい内容はここでは書きにくいが、大真面目な内容でよく研究されてるな。昔の人は性におおらかだなー。自分が知らないだけで像や絵画でいっぱい表現されてるんだー。卑猥さが全くないのは今より死が近く、生があっけないものだからこそ、刹那に生きてることを謳歌できる世代を継ぐ性行為が神聖だったからかも?「テルマエロマエ」で阿部寛が握りしめてたあのペンダント、ジョークかと思ったらほんとにローマ時代のお守り(もちろん愛と生殖)だったんだ・・。2016/07/29

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