河出文庫<br> 終わらざりし物語〈上〉

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河出文庫
終わらざりし物語〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309467399
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

『指輪物語』を読み解く上で欠かせない遺稿を収めた必読の書。トゥーリンの悲劇、ガラドリエルの伝説、ヌメノールの物語等を収録。

内容説明

『指輪物語』の世界を深く知るために欠かせない、必読の未発表文書集。アラゴルンの祖トゥオルの勇姿、『シルマリルの物語』でもお馴染みのトゥーリンの悲劇、第二紀の終わりに海中に没したヌーメノールの島の地誌、その島の王と王妃の愛と破局の物語など、秘められた歴史がここに明かされる。註釈や補遺も充実した決定版。

目次

第1部 第一紀(トゥオルおよびかれがゴンドリンを訪れたこと;ナルン・イ・ヒーン・フーリン―フーリンの子らの物語)
第2部 第二紀(ヌーメノールの島について;アルダリオンとエレンディス―船乗りの妻;エルロスの家系 ヌーメノールの諸王―アルメネロスの都の創建から没落まで;ガラドリエルとケレボルンの歴史―およびローリエンの王アムロスのこと)

著者等紹介

トールキン,J.R.R.[トールキン,J.R.R.] [Tolkien,J.R.R.]
1892年、南アフリカのブルームフォンテン生まれ。第一次世界大戦に従軍後、学究生活を開始し、世界的な言語学者となった。言語・神話への豊富な知識を生かして創造されたファンタジー『指輪物語』は世界中に熱狂的なファンを持つ。『ホビットの冒険』、『シルマリルの物語』などがある。1973年永眠

トールキン,クリストファ[トールキン,クリストファ] [Tolkien,Christopher]
1924年生まれ。作家J・R・R・トールキンの息子。トールキンの死後、多くの作品の編者を務めた。2020年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

広瀬研究会

6
「個人神話」とも呼ばれる『指輪物語』シリーズには、未発表の草稿が膨大に残されていて、そのうちのいくつかを編集・構成してまとめたのがこの作品集。書きかけだったり矛盾があったり、創作の生々しい現場を目の当たりにしているようで、ストーリーとメイキングを同時に楽しめる感じ。『指輪物語』の最高の魅力は、言語学に裏打ちされたネーミングの緻密さだけど、フィンゴルフィン、ゴンドリン、ニルナエス・アルノエディアド……響きも字面も美しい言葉の数々を、この作品でも堪能した。2022/10/08

人間

5
これは独立した物語ではなくて、未発表原稿を息子さんが編纂したもの。つまりシルマリルも指輪物語もすべて読み終えた人のための「資料」なので、いきなり読んではだめです。シルマリルを読んでて、シンゴルが何故そこまでトゥーリンを気に入ったのかわからなかったが、かなり詳しい補完文書がある。ガラドリエルの謎も色々詳しい構想があったみたいだけど、ちょっと理解しきれない。どこを並べても矛盾があって編者の息子さんも大変そうだけど父トールキンへの愛を感じる。2023/08/31

じぇろポーta

4
P86、トゥオルとトゥーリンがお互いの正体を知らず一瞬だけすれ違うのが、異なる物語の主人公同士のクロスオーバーみたいで好き。中つ国の竜は北欧神話やキリスト教でイメージされる邪悪で強欲、奸智に長けた怪物だがおぞましい長虫グラウルングもなかなかいいキャラ。トゥーリンの物語は悲惨な結末含めて凄く神話的。ヌーメノールの地理、歴代王の系譜、伝説の航海王とその妃の物語等も興味深い。前々から読みたいと思ってたので文庫化されて嬉しい。2022/07/06

こば

1
いつどこで誰が何したのか整理するのが大変すぎる。2022/04/26

JUSA

0
トールキンの設定集のようなものですかね。しかし重厚でこういう背景まで考えて指輪物語などを構築していったのかと思うと筆者のバイタリティーに感服です。やはり悲劇がちりばめられていて、神話そのものですね2024/04/20

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