出版社内容情報
アナグマとなって森で眠り、アカシカとなって猟犬に追われ、カワウソとなって川にもぐる。動物の目から世界を生きたドキュメント。
内容説明
アナグマとなって森で眠り、アカシカとなって猟犬に追われ、カワウソとなって川にもぐり、キツネとなってゴミを漁る―。「動物から見た世界はどのようなものなのか?」その疑問と情熱に突き動かされ、大自然のなかで野生動物として生きることにした男の、愉快で、エキセントリックで、感動的な体験記。イグ・ノーベル賞受賞。
目次
第1章 野生の生きものになるということ
第2章 土その1―アナグマになって巣穴で眠る
第3章 水―カワウソになって川に潜る
第4章 火―キツネになってゴミ箱をあさる
第5章 土その2―アカシカになって猟犬に追われる
第6章 風―アマツバメになってアフリカに渡る
著者等紹介
フォスター,チャールズ[フォスター,チャールズ] [Foster,Charles]
1962年生まれ。オックスフォード大学グリーン・テンプルトン・カレッジのフェロー。ケンブリッジ大学で医療法と医療倫理の博士号を取得。獣医外科医の資格をもつ。旅行、自然史、哲学、法律などについての著書がある。2016年、イグ・ノーベル生物学賞受賞
西田美緒子[ニシダミオコ]
翻訳家。津田塾大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。