河出文庫<br> 自然界に隠された美しい数学

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河出文庫
自然界に隠された美しい数学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309467290
  • NDC分類 410.4
  • Cコード C0141

出版社内容情報

自然の中に潜む美しい形や奇妙な模様に秘められた「数学的な法則」とは何か? 自然界の美を支配する数学の秩序を図入りで解明する。

内容説明

自然を支配する「驚異の法則」と「数学的な美しい秩序」を、自然界のさまざまな形や模様から読み解くスリルあふれるポピュラーサイエンス。貝殻の渦巻き、シマウマの模様、雪の結晶の回転対称、月や季節の周期性などを、世界的に人気の有名著者が数学を使ってわかりやすく説明。スケール、時間、フラクタル、カオスなど、むずかしい理論も具体的に理解でき、世界観が変わる名著。

目次

第1部 原理とパターン(雪の結晶にひそむ謎;自然界のパターン;パターンとは何か)
第2部 数学でできた世界(一次元;鏡、万華鏡、人体―鏡映対称性;ヒトデ、虹、土星の環―回転対称性;タイル張りのパズル;自然界にあふれる斑点と縞;三次元;スケールとらせん;時間)
第3部 単純さと複雑さ(複雑さをもたらすものは何か?;部分と全体が同じ―フラクタル図形;カオスの秩序;宇宙の形;雪の結晶の謎の答え)

著者等紹介

スチュアート,イアン[スチュアート,イアン] [Stewart,Ian]
イギリスのウォーリック大学教授。数学が専門。テレビやラジオのレギュラー番組を持ち、『ネイチャー』や『ニュー・サイエンティスト』などの著名雑誌に寄稿。1995年に広く一般に科学を普及させた功績により英国王立協会から「マイケル・ファラデー賞」を受賞

梶山あゆみ[カジヤマアユミ]
東京都立大学人文学部英文科卒業。翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

29
雪の結晶はなぜ六角形なのかという問いを主題にして、自然現象や動植物、気象などを数学で表すとどうなるのかという話なのだが、量子力学から宇宙の構造にいたるまで話があちこちとんで壮大すぎて読みにくい。自然界からパターンを見つけ出し数式化していくところはわかりやすいがカオス、分岐、対称性をどうやって数式とするのか、まだまだ人類の知恵が及ばない世界だと思った。2021/03/03

アドソ

15
数学者である著者は他にも似たようなテーマで何冊か書いているが、本書はそのダイジェスト版ともいえる。雪の結晶の形の秘密を数学の観点から解き明かす、という軸を中心に、対称性やカオス、フラクタルの話がらせん階段のようにレベルを上げながら繰り返し語られていく。出だしのわくわく感に比べると後半はどうしても(過剰に難しくなるのを避けて)表面的になってしまっているが、話が宇宙の構造にまで広がるあたりはなかなか楽しい。雪の結晶があのようになる秘密は結局わかったようなわからんような。 2021/05/07

原玉幸子

13
『数学を変えた14の偉大な問題』(いまだ評価が収束しない「ABC予想」はどうなる?)以来の久し振りのイアン・スチュワートです。一つとして同じ形の無い雪の結晶に始まり、不可思議さの謎解きで終わる構成は、動植物の生物界、芸術、宇宙、時空、自然現象に於ける、対称性、フィボナッチ、螺旋、フラクタル、統一理論、熱力学第二法則、カオス等、総合横断的で、大学教授よりサイエンスライターの実力発揮です。「世の中は全て数学で表すことが出来る。故に美しい」とのことであれば、逆に数学的でないものは何?(◎2021年・夏)2021/06/04

yamakujira

9
雪の結晶からはじまり、オウムガイの殻、シマウマの縞、砂漠の砂丘、土星の環、宇宙の形と、自然界の森羅万象を数学的に解析しようと、対称性、らせん、分岐、フラクタル、カオスと、さまざまな理論を駆使する。数学者の文章としては平易なのかもしれないけれど、数学的素養に欠ける中年オヤジには情けないことにこのレベルでも難解だった。生物も無機物も分け隔てなく分析対象にしているのがおもしろいね。一方で、生物と無生物、もしくは生きているものと死んでいるものの差異も数学的に説明できるのか気になる。 (★★★☆☆)2022/10/12

都人

2
自然界の様々な形、雪、雲、貝、そして宇宙までも数学的に説明。2021/05/16

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