出版社内容情報
強制収容所のユダヤ人犠牲者たちをガス室から搬出し、遺体焼却を強制された特殊任務部隊があった。その惨劇を克明に語る衝撃の書。
シュロモ・ヴェネツィア[ヴェネツィア,S]
著・文・その他
鳥取 絹子[トットリ キヌコ]
翻訳
内容説明
アウシュヴィッツ収容所で殺されたユダヤ人同胞たちをガス室から搬出し、焼却棟でその遺体を焼く仕事を強制された特殊任務部隊があった。奇跡的に収容所を逃れて生き残った著者が、その目で見た悪夢の惨劇を克明に語る衝撃の体験談。図版多数掲載。
目次
本書によせて(ベアトリス・プラスキエ)
第1章 収容前―ギリシャでの生活
第2章 アウシュヴィッツでの最初の一か月
第3章 特殊任務部隊―焼却棟
第4章 特殊任務部隊―ガス室
第5章 反乱と焼却棟の解体
第6章 強制収容所―マウトハウゼン、メルク、エーベンゼー
歴史のノート―ショアー、アウシュヴィッツ、そして特殊任務部隊(マルチェッロ・ペゼッティ)
ギリシャのイタリア系ユダヤ人―大失策の小史(ウンベルト・ジェンティローニ)
ダヴィッド・オレールについて
著者等紹介
ヴェネツィア,シュロモ[ヴェネツィア,シュロモ] [Venezia,Shlomo]
1923‐2012年。ギリシャ生まれのイタリア系ユダヤ人。21歳でアウシュヴィッツに強制収容され、特殊任務部隊で同胞ユダヤ人の遺体処理という地獄の体験をする。奇跡的に逃れ、のちに各地での講演活動と50回の現地訪問を行う
鳥取絹子[トットリキヌコ]
フランス語翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケイ
kinkin
たまきら
ケイトKATE
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん