河出文庫<br> 新生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309464114
  • NDC分類 971
  • Cコード C0198

出版社内容情報

『神曲』の永遠の女性ベアトリ―チェとの出会いから死別までを描いた、文学史上に輝く名著。『神曲』の名訳者による口語訳決定版。

【著者紹介】
1265年、フィレンツェ生まれ。西洋文学最大の詩人。政治活動に深くかかわり、1302年、政変に巻き込まれ祖国より永久追放され、以後、放浪の生活を送る。その間に、不滅の大古典『神曲』を完成。1321年没。著書に、『新生』『俗語論』『饗宴』 『帝政論』他。

内容説明

『神曲』でダンテを天国へと導く永遠の女性、ベアトリーチェ。彼女への思いを込めて、ダンテ九歳のときの出会いから死別までをみずみずしく描いた、若き日の心の自伝。三十一の詩に自註ともいうべき文章を添えて編まれた、清新体派の代表作にして、文学史上に輝く不滅の抒情詩集。『神曲』の名訳者がおくる口語訳決定版。

著者等紹介

アリギエーリ,ダンテ[アリギエーリ,ダンテ] [Alighieri,Dante]
1265年、トスカーナ地方フィレンツェ生まれ。イタリアの詩人。政治活動に深くかかわるが、1302年、政変に巻き込まれ祖国より永久追放される。以降、生涯にわたり放浪の生活を送る。その間に、不滅の大古典『神曲』を完成。1321年没

平川祐弘[ヒラカワスケヒロ]
1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授(比較文学比較文化)。『東の橘 西のオレンジ』でサントリー学芸賞受賞、『ラフカディオ・ハーン』で和辻哲郎文化賞受賞、マンゾーニ『いいなづけ』の翻訳で読売文学賞・日本翻訳出版文化賞受賞。紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

83
ベアトリーチェへの想いが美しい詩で紡がれていました。最愛の女性であるからこそ、その出会いから死による別れまでの心の軌跡を書き留めておきたかったのでしょう。ダンテにとってベアトリーチェは永遠だったのですね。2017/12/16

優希

40
再読です。ベアトリーチェへの想いが美しい言葉で紡がれていました。ダンテを天国へと導いた女性。出会いから死までをみずみずしく描いた魂の自伝と言っても良いかもしれません。ダンテにとってベアトリーチェへの想いを残しておくことは、ベアトリーチェが永遠であるからかもしれません。2024/04/09

しんすけ

24
十代のころ読むのを途中で断念した書。 『神曲』のように昇華されないダンテの語りがあまりにも悲痛だったから。十代にとって哀しい恋なんて不要なものだったのだ。 実際はダンテの理屈ぽい詩論に辟易していたのだが、今ではそれがダンテ片恋の気恥ずかしさの隠蓑に観える。 ダンテ・アリギエーリは夭折した人を魂の限りを尽くし詠う。 恋する人ベアトリーチェは、ダンテの気持も知らずに死んでしまった。 ダンテは九歳のとき、同じ九歳のベアトリーチェに出会った。ダンテはベアトリーチェに恋してしまった。 なんと幼い片思いか。 2022/05/31

SIGERU

23
「ベアトリーチェ、あるいは、私はいかにして詩人となったか」。そんな副題を附したい誘惑に駆られた。これは、ダンテのArs Poetica。ダンテ自身による詩学書だ。ベアトリーチェに寄せた詩を自ら俎上に載せての、緻密をきわめた自己解析は、抒情よりむしろ幾何学精神に富んでいる。『神曲 天国篇』のベアトリーチェが謹厳なため、潤いを求めて本書を読んだ。彼女の天上的な美は、観念としては伝わってきた。しかし、具象としての彼女は、やはり薄紗の蔭に匿れていた。女性崇拝が昂じると、実像は抽象思惟の彼岸に飛び去ってしまうのか。2022/03/05

Francis

11
「神曲」のダンテ大先生が永遠の恋人ベアトリーチェへの恋をつづったソネットと、ところどころ理屈っぽくもなるソネットへの詞書の対比が面白かった。しかしダンテ大先生、いくらベアトリーチェがすでに故人だからと言って、妻もいる身でありながら人妻への恋愛感情を赤裸々にあらわして大丈夫だったのかなあ?2016/04/06

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