出版社内容情報
『無人島』『狂人の二つの体制』からのテーマ別オリジナル・アンソロジー。フーコー、シャトレ論、政治的テクスト、芸術論などを集成
【著者紹介】
1925年パリ生まれの哲学者。1995年、自ら死を選ぶ。スピノザやニーチェの研究を通じ西欧哲学の伝統を継承しつつその批判者となる。主著ーF・ガタリと共著『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』『哲学とは何か』他。
内容説明
ドゥルーズのテーマ別アンソロジー。2は「欲望と快楽」はじめフーコーをめぐる重要テクスト、シャトレに捧げた名作『ペリクレスとヴェルディ』、そして情況/権力論、芸術・文学・映画などをめぐるテクストを集成。来たるべき政治/芸術にむけた永遠に新しいドゥルーズ哲学のエッセンス。
目次
フーコー(知識人と権力;欲望と快楽 ほか)
シャトレ(ペリクレスとヴェルディ―フランソワ・シャトレの哲学)
情況論・権力論(集団の三つの問題;『牧神たちの五月後』への序文 ほか)
作品論・映画論(エレーヌ・シクスーあるいはストロボスコープのエクリチュール;冷たいものと熱いもの ほか)